17日の日経平均は続落
17日の日経平均株価は、前営業日比66円07銭安の2万1469円18銭の続落。
終値で21500円を下回るのは6月28日以来、12営業日ぶり。
出来高概算10億2000万株。
東証1部の売買代金は1.8兆円となり、11営業日連続で2兆円を下回っています。
トランプ米大統領が、自分が望めば中国からの輸入品に追加関税を課すことができるとあらためて言及するなど、米中貿易摩擦への警戒感が再燃する格好に。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から21500円を下回って始まると、その後もじりじりと下げ幅を広げ、前場半ばには一時21380.55円と心理的な支持線となる75日線や25日線を割り込む局面もみられています。
ただ、後場は日銀のETF買い入れなどの需給要因もあってか、大引けにかけてはやや下げ幅を縮める格好となり、終値では25日線、75日線を上回って取引を終えました。
指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、テルモ<4543>が重石となる一方で、ダイキン<6367>、第一三共<4568>、KDDI<9433>がしっかり。
日経平均は終値では25日線や75日線を上回っており、一先ず支持線として意識されたようですが、外部環境の不透明要因等から、売買代金は11営業日連続で2兆円を下回る状況が続いており、自律反発も期待しづらい需給状況といえそう。
下にもトレンドは出難く、薄商いの中をファンド等によるシステムトレード的な商いが中心とみられており、方向感は掴みづらいところでしょう。
また、安川電<6506>が底堅い値動きをみせており、結果的には決算でアク抜けといった動きではありますが、出来高はそれ程膨らんでおらず、見極めが必要かと。また、決算を手掛かりとした個別での物色が目立っていますが、買い一巡後には急速に値を消すなど資金の逃げ足も速く、短期筋の値幅取り狙いの売買も手掛けづらさが窺えます。
今日は会食で久々に目黒へ。
尊敬する方々と約3年ぶりに食事させていただき、楽しい時間に感謝、お声がけいただいたことにも感謝です(^^)
それを活力にまた明日からも頑張ります!