中小型株の材料株物色は活発 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

中小型株の材料株物色は活発

8日の新興市場を見てみますと、

JASDAQ平均は小幅ながら3日続伸し、JASDAQ-TOP20J-Stock Indexはいずれも3日ぶりに反落。

個別に材料の出た銘柄には引き続き個人マネーが流入しており、中小型株の材料株物色は活発だったといえます。

個別では、国内大手アミューズメント企業とアドバイザリー契約を結んだSAMURAI<4764>が前週末比50円(+43.10%)高の166円とストップ高まで買われ、ミサワ中国<1728>、ソフィアHD<6942>も上伸。

また、値動きの軽さから値幅取りの動きが強まった新都HD<2776>が前週末比9円(+8.04%)高の121円と値を上げました。


一方、連日ストップ高を演じた反動からエイシアンスタ<8946>が前週末比19円(-9.27%)安の186円と3日ぶりに反落し、オンキヨー<6628>、日本興業<5279>も下落。

 

マザーズ指数は反落。

寄り付き直後を高値にマイナスに転じると、その後もじりじりと下げ幅を拡大する展開に。

個別では、ストップ安となったJIG-SAW<3914>がマザーズ売買代金トップにランクイン。

また、JIG-SAWの他、アクセルマーク<3624>やアクトコール<6064>など足元で強い値動きを見せていた銘柄では利益確定とみられる動きが散見されました。その他、メルカリ<4385>、そーせい<4565>HEROZ<4382>UUUM<3990>Sansan<4443>、アンジェス<4563>などマザーズ時価総額上位の銘柄も売られています。

一方、個人投資家の関心が向かった大泉製作所<6618>16%高、1911月期第2四半期決算が好感されたエクスモーション<4394>12%高と急伸。

先週末に続きアクリート<4395>やビリングシス<3623>への関心も継続。

マニラ首都圏地域の高架鉄道LRT2号線に、5G携帯電話の基地局など通信設備を設置することで鉄道公団と合意したと発表したips<4390>も上昇。


なお、5日に上場し初値持越しとなっていたフィードフォース<7068>は、公開価格(1150円)の2.4倍となる2760円での初値形成となりました。