先週の相場を振り返り | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

先週の相場を振り返り

先週の相場を3分で振り返ってみましょう。


注目された米中首脳会談では、5月から途絶えている貿易協議の再開で合意。

ファーウェイに対する禁輸措置の一部解除と、アメリカは態度を軟化させ、安全保障上の問題がないところは装備や設備を売ってもいいとの考えを示しました。(でもあくまで安全保障上の問題がない、一部のみの解除ですが。)

米中貿易協議の再開については想定されていたものの、ファーウェイ問題が和らいだことがポジティブサプライズとなり、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の上昇がけん引する格好から、先週の日経平均はギャップスタートで21500円を回復。

加えて米利下げへの期待感が相場を牽引。

4日の独立記念日の休場前までナスダックは特に強く、6日続伸し、短縮取引だった3日に米主要3指数は揃って過去最高値をつけました。


しかし5日の寄り付き前に発表された6月雇用統計で非農業部門雇用者数が予想の16万人増から22.4万人増と大幅に市場予想を上振れ、ほぼ利下げが折り込まれている7月のFOMCでの利下げが正当化されにくいのではとの観測から、利下げ期待後退で米市場は売りが先行。


雇用統計で失業率は予想の3.6%よりやや悪い 3.7%。(失業率は高いと悪い結果です。)

時間給賃金は前月比予想+0.3%+0.2%

前年比予想+3.2%+3.1%とともに予想を下振れました。

景気動向を反映すると言われる非農業部門の大きな伸びが米景気の堅調を示したととられたよう。

ちなみに、民間部門雇用者数は

予想15.0万人に対して結果は19.1万人、

製造業雇用者数は予想0.3万人に対して結果は1.7万人と、雇用は今回よかったですね。


平均時給の伸びがやや縮小し、インフレが緩やかであることや、米長期金利が上昇したことで金融株に買いが広がったことが相場を下支えし、5日のダウ平均は下げ幅を縮小したものの前営業日比43ドル88セント安の26922ドル12セントと5営業日ぶりに反落。


週間ではダウが約1.2%の上昇となったほか、S&P500、ナスダックともに上昇しています。

6月のダウの月間上昇率は7%超。

今年上半期では14%と1999年以降で最大の上昇となったようです。

日経平均は週間では470円高と五週続伸。

ドル円は雇用統計の結果を受けて足元で上昇しています。

週末なので甥っ子と娘とクッキーを作りました。

アンパンマンのほかに、ピカチュウやサソリなどユニークなクッキーができました🍪

楽しかったです♡