2日の日経平均は続伸
2日の日経平均株価は、
前営業日比24円30銭高の2万1754円27銭と続伸。
出来高概算10億株。
週明け1日のダウ平均は、前営業日比117ドル47セント高の2万6717ドル43セントと続伸。
S&P500種指数は最高値を更新しましたが、グローベックスの米株先物の上昇から織り込まれている面もあり、日経平均は前日の大幅上昇に対する利益確定が先行。
とはいえ、下を売り込む流れにはならず、小幅ながらも底堅い相場展開が続きました。
指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、京セラ<6971>、トレンド<4704>、ダイキン<6367>がけん引。
一方で、ファーストリテ<9983>が重石に。
日経平均は小幅ながらも続伸となり、底堅さが意識されました。
もっとも、出来高は辛うじて10億株を超えており、売買代金は2兆円を下回っているなど、依然として薄商いですね。
週後半に米国市場の休場が控えていることから商いは膨らみづらそうです。
加えて来週にはETFの決算における分配金拠出のための現物株売りが警戒されているため、これが通過するまでは押し目買いも入れづらい需給状況でしょう。
そのため、週内はリターン・リバーサル中心の商いといったところでしょうか。
外部環境の不透明感が完全に払しょくされた訳ではないものの、日経平均は5月の大型連休明け後の急落部分を吸収しつつあり、足元では米中貿易摩擦を巡る懸念が後退したほか、ファーウェイに対する禁輸措置の緩和等を背景に、新規のショートポジションは積み上がりづらいため、緩やかなリバウンド継続が期待されます。
今日はフィスコにてSMBC日興証券さんの動画を撮らせていただきました。
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