28日の相場をおさらい | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

28日の相場をおさらい

28日のダウ平均は、前日比73ドル38セント高の26599ドル96セントと4日ぶりに反発。


28日の日経平均株価は、

前営業日比6225銭安の2127592銭と反落。

出来高概算115000万株。


主要20カ国・地域(G20)首脳会議の行方を見極めたいとの模様眺めムードの中、こう着感の強い相場展開に。

前日の上昇に対する反動も意識されており、後場寄り付き時には21200円を下回る局面もみられましたが、中国などアジア市場も値を下げ、為替相場も1ドル=107円台後半へとやや円高方向で、全般は狭い値幅での動きに留まっており、大引けにかけては短期筋の買い戻しも意識される中、5日線を上回って取引を終えています。


指数インパクトの大きいところでは、ダイキン<6367>、ファーストリテ<9983>、ユニファミマ<8028>、ソフトバンクG<9984>が軟調。

一方で、アドバンテスト<6857>、信越化<4063>が下支え。

 

日経平均は25日線が支持線として意識される一方で、75日線に上値を抑えられる格好でのもち合いに。

週明けはG20での米中首脳会談の成否によって、ギャップ・スタートとなり、このもち合いレンジを放れてくることが考えられます。

米中両国とも物別れによる市場の混乱は避けたいと考えられ、

米中貿易戦争の長期化は避けられないものの、

協議継続といったアナウンスが妥当と考えられますが、協議継続といったアナウンスでも一先ず市場はアク抜けといった流れに向かいやすいとみておきたいところ。リスク回避姿勢が和らいだといった流れの中での、インデックス売買による指数押し上げが意識されそうです。

予想はよそう、で対処していくしかないので、協議継続となったら、で参考にしていただければ幸いです。


来週は74日が独立記念日で米国が休場となるほか、雇用統計などの重要指標の発表を控えていることもあり、週初のG20を材料視した後は、次第に薄商いからのこう着相場になりそうです。

 

新興市場を見てみますと、

JASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20J-Stock Indexはいずれも小幅に続伸。

値上がり率上位銘柄では、CDC7キナーゼ阻害薬が日本で特許査定を受けたカルナバイオ<4572>がストップ高比例配分となり値上がり率トップとなったほか、免疫生物<4570>EAJ<6063>、天龍鋸<5945>などがそれに続いてランクイン。

一方で、連日の上昇反動から利食い売りが先行した多摩川HD<6838>16%安になったほか、ワイエスフード<3358>、マリオン<3494>、セキチュー<9976>、ルーデン<1400>などが値下がり率上位に。

 

マザーズ指数は続伸。

値上がり率上位銘柄では、カイオム・バイオサイエンス<4583>11%高になったほか、シェアリングテクノロジー<3989>やレアジョブ<6096>がともに10%超の上昇。

売買代金上位では、そーせい<4565>、オンコリス<4588>GNI<2160>Sansan<4443>、オイシックス・ラ・大地<3182>が上昇。

一方で、インパクトホールディングス<6067>、新日本製薬<4931>HEROZ<4382>、インフォネット<4444>は軟調。  

なお、28日にマザーズ市場に上場したリビン・テクノロジーズ<4445>の初値は公開価格の約2.3倍となる9000円となり、

初値形成時の出来高は215100株となっています。


今日は名古屋セミナーです。

雨が持ちこたえてくれたようでよかった!

控室でもやることがたくさんあります。頑張ります!