27日の日経平均は大幅に反発
27日の日経平均株価は、
前日比251円58銭高の2万1338円17銭と大幅に反発。
出来高概算12億株。
26日のダウ平均は、
前日比11ドル40セント安の2万6536ドル82セントと小幅に続落しましたが、
27日に、米国と中国が20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に合わせて開く両国の首脳会談を前に、貿易戦争の一時休戦で合意したと、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが、関係筋の話として報じました。
米中首脳会談を前に想定されていたことではあるものの、この報道がきっかけに日経平均は上げ幅を広げる格好に。
もっとも協議進展期待からの買いというよりは、売り込まれていたセクター等への買い戻しといった流れであり、売買代金は辛うじて2兆円を回復した薄商いの中での反発だと言えます。
指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>、東エレク<8035>、信越化<4063>がけん引。
日経平均は底堅さが意識される中、後場一段高となりましたが、テクニカル面では25日線が支持線として機能する格好となり、上値抵抗の75日線を捉える格好。
G20での米中首脳会談での大きな進展は期待薄でしょうが、協議進展といったアナウンスでも一先ずアク抜けといった流れに向かいやすいため、積極的なロングポジションは取りづらいものの、押し目拾いの動きが出やすいと考えられます。
明日はG20見極めと週末要因から手掛けづらくなり、商いは膨らみづらい需給状況でしょう。一先ずアク抜けが意識されやすく、売り込まれている景気敏感セクターや中国関連などへはリスク許容範囲内でのポジションが積み上がる可能性もあるため、やや強含みの相場展開が意識されそうです。
また米中首脳会談はホワイトハウスによれば29日午前11時30分(日本時間)からとのこと。米中貿易交渉の転換点となるのか懸念が継続となるか注目です。
午後 1時5分にはトルコのエルドアン大統領と会談予定ですので、セミナーまでには流れが出てるかなと。
私は29日は15時半からイベントス様主催の
個人投資家向けセミナーin名古屋に
登壇させていただきます。
良いタイミングでのセミナーとなりそうです(^^)ぜひお越しください。

