21日のダウは5営業日ぶりに反落
おはようございます☀
21日のダウ平均は前日比34ドル04セント安の2万6719ドル13セントと5営業日ぶりに反落。
米商務省が21日に安全保障上のリスクが高い外国企業のリストに曙光信息産業など中国のスーパーコンピューター大手業など5社を追加する、つまり米国製品の輸出を事実上禁じるとしたことが重しとなりました。
また今週はダウが600ドル以上上昇したことで週末の利確売りも出た模様です。
来週の市場の関心は主要20カ国・地域(G20)首脳会議となりますね。
今週はトランプ大統領がG20首脳会議で米中首脳会談を開催する意向を示したことが好材料視され、日経平均はリバウンドをみせました。大きな進展は期待しづらいですが、過度な期待は高まっていないこともあり、協議継続といった動きでもあれば、一先ずポジティブ視されやすいでしょう。
中国と米国の交渉チームは米中首脳会談の準備のため、25日にも大阪で会合を開く見通しと伝えられており、こう着としても下を売り込む向きはないとみておきたいところ。
さらに、トランプ大統領が再選を目指して大統領選出馬を正式表明し、わずか1日で献金額が合計2480万ドル(約27億円)に達したと報じられるなど、再選を意識した株価対策への期待感も高まりやすいでしょう。日本株への影響は限られるとしても、米先高観が意識されるなかでは、緩やかながらもリバウンド基調が続くことが期待されそうです。
