21日の日経平均は反落 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

21日の日経平均は反落

21日の日経平均株価は、前日比20422銭安の2125864銭と反落。

出来高概算153000万株。


FOMCが早期利下げの可能性を示したほか月末の米中首脳会談での協議進展への期待感から前日の米国株は4日続伸。

ダウ平均は前日比249ドル17セント高の26753ドル17セントと、過去最高値である26828ドルまであと75ドルに迫っており、ナスダック総合株価指数は64.017ポイント高の8051.340。米市場全体を表すといわれるS&P500種株価指数は過去最高値を更新しました。

日経平均は米株高の流れを受けて小じっかりで始まったものの、その後こう着感の強い相場展開となり、円相場の1ドル107円割れが意識される中でランチタイムでの先物市場の弱い値動きや週末要因に伴うポジション圧縮やリバランスに伴う指数イベントの影響もあり後場は下落幅を拡大。

指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>がいずれも買い先行で始まりましたが、その後は下落に転じると、じりじりと下げ幅を広げており、指数の重石となりました。

 

日経平均は心理的な節目である21500円接近でいったんは利食いが出やすいタイミングでもあったようです。また、大引けでリバランスに伴う指数イベントが控えていたこともあり、短期筋の売り仕掛けが出やすいところに、世界的な金利低下機運の中で円相場は円高に振れて推移していたことが一因となったようです。

また、これまで日中はこう着感の強い相場展開が続いていたこともあり、久しぶりに日中の値幅が出たことが神経質にさせた面があると考えられます。