5日の日経平均株価は6日ぶり大幅反発 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

5日の日経平均株価は6日ぶり大幅反発

5日の日経平均株価は、

前日比36756銭高の2077610銭と6日ぶり大幅反発。

出来高概算128000万株。


米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長による、「景気拡大を持続させるために適切な行動をとる」との発言を背景とした利下げ期待、また、中国商務省の報道官が「貿易摩擦は対話によって解決すべきだ」との声明を出し、貿易摩擦への過度な警戒感が後退したことが材料視されました。

シカゴ日経225先物清算値が20730円と大幅に上昇した流れを受けて、これにサヤ寄せする格好から日経平均はギャップ・アップでのスタートに。

その後も上げ幅を広げており、前引けには20800円を回復する場面も。ただ、後場は上値で戻り待ちの売りが出たとみられ、こう着感の強い展開となり、値幅は50円程度にとどまっています。

指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、テルモ<4543>がけん引したほか、個別では第一三共<4568>やチタン2社、サンリオ<8136>などが大きく上昇しました。

 

日経平均はギャップ・アップでのスタートとなったことから、テクニカル面ではアイランドリバーサル形状が意識されてきそう。そのため、本日クリアしている5日線での踏ん張りをみせたいところでしょう。

もっとも、パウエルFRB議長発言や米中貿易摩擦への過度な警戒感が後退したことが材料とはなりましたがリバランス中心の流れには変わらず、ポジションを積極的に積み上げた動きとは考えづらく、明確な底打ちとみる向きは限られており、日中のこう着感の強い相場展開は続くことになりそうです。

今晩の米国ではFRB会合が続くほか、5ADP雇用統計や5ISM非製造業景況指数の発表があります。注目してみてください。


私事ですが、昨夜から軽井沢に来ています。写真は旧軽井沢。涼しくて快適です。

曽祖父母に娘が会えて、貴重な時間を過ごさせていただいています(^^)