イールドカーブとはなんぞや
足元では米長期金利が低下し、
イールドカーブ(利回り曲線)で長期金利が短期金利を下回る逆イールドが進行しています。
逆イールドは景気後退の予兆とされており、
景気の先行き不安につながっているのです。
ではイールドカーブとは何なのか、と言いますと・・
「イールドカーブ」とは縦軸に金利、横軸に期間をとった利回り曲線です。
長期金利が短期金利を上回り、曲線が右肩上がりになっている状態を「順イールド」と言います。
短期金利よりも長期金利の方が高く、将来的に金利が上昇すると思われている状態で、自然な状態だといえます。
逆に短期金利が長期金利を上回り、右肩下がりの曲線になることを「逆イールド」と言います。
イールドカーブをチェックすることで相場の流れを読み解くことができます。
順イールドカーブの右肩上がりの傾きが急になることをスティープニングといいます。
一般的に金融政策などで景気が上昇する期待の高い金融相場ではイールドカーブがスティープニング化します。
金融政策が奏功し企業業績が牽引する業績相場では
短期金利と長期金利の差が縮小し曲線の傾きが緩やかになるフラットニングになります。
右上がりの曲線=順イールドカーブ(短期<長期)
右下がりの曲線=逆イールドカーブ(短期>長期)
平らな線=フラット化(短期=長期)
ということですね。
金融引締めが行われてきて景気減退の予兆と言われるのが逆イールドのスティープニング化である逆金融相場で、逆イールドでフラットニングの状態が逆業績相場となります。
逆業績相場では景気が冷え込んでいる状態です。
さて私事ですが、今日娘が2歳の誕生日を迎えました。
2年間、元気で育ってくれていて感謝しています。
母となって気づく事や新たに経験する事がたくさんあり、それもお仕事に活かせたらいいなと思います。
引き続きよろしくお願い致します(*^^*)
