27日の日経平均は反発
27日の日経平均株価は、
前営業日比65円36銭高の2万1182円58銭と3営業日ぶりに反発。
出来高概算9億株。
先週末にトランプ大統領が米中協議で合意した場合には中国通信機器メーカーの華為技術(ファーウェイ)排除の動きを緩和させる可能性に言及。24日のダウ平均は前日比95ドル22セント高の2万5585ドル69セントと3日ぶりに反発。
その流れを受けて日経平均も小幅に反発して始まりましたが、週明けの米国市場が休場となることもあって海外勢のフローが限られているほか、日米首脳会談を見極めたいとする模様眺めムードも強く、出来高は約1か月ぶりに10億株を下回ったほか、売買代金は5営業日ぶりに2兆円を下回り、1.5兆円を下回る今年最低に。こう着感の強い相場展開の中で後場の日経平均の値幅は30円程度にとどまっています。
指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>の2社で日経平均を約51円押し上げる格好となり、一方でダイキン<6367>、ファナック<6954>が重石となりました。
JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはいずれも3日ぶりに反発。
個別では、短期の値幅取りを狙った買いにファンドクリG<3266>がストップ高で値上がり率トップに、業績予想を上方修正したキタック<4707>や、突っ込み警戒感から買い戻された極東産機<6233>、前週末にストップ高まで買われた流れを引き継いだやまねメディ<2144>などがいずれも制限値幅いっぱいまで買われました。
マザーズ指数は反発。
個別では、そーせい<4565>がマザーズ売買代金トップにランクイン。グッドスピード<7676>、トビラシステムズ<4441>、カオナビ<4435>、リックソフト<4429>、ハウテレビジョン<7064>、ヴィッツ<4440>など直近IPO銘柄の一角の上昇が目立ちました。