先週を3分でおさらい | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

先週を3分でおさらい

さて夜遅くなってしまいましたが、
先週の相場をざっと復習したいと思います。

先週のダウ平均は5週続落、引き続き米中貿易戦争への懸念が重しに。

特に米政府がファーウェイへの輸出を実質的に禁じる措置を講じたことが半導体関連の下落につながっています。


20日は米政府が中国の通信機器大手である華為技術(ファーウェイ)との取引を事実上禁じる措置をし、実質的に米市場からファーウェイを締め出すこととなり、アルファベット(グーグル)など米企業がファーウェイへのサービスや取引を止めると報じられました。

しかし21日は米政府がファーウェイへの輸出を実質的に禁じる措置に猶予期間を設けたことが好感されたり、

23日は中国が「米国が貿易交渉を続けたいなら誤った措置を是正すべき」と述べたと報じられたことなどから売られ、

24日は中国が譲歩するのではというトランプ米大統領の発言から買われてダウ平均は前日比95ドル22セント高の25585ドル69セントと3日ぶりに反発・・

米中関係の悪化の影響については早期改善は見込みづらい状況ですが、その中でも先週は米中関係のニュースで買われたり売られたりしたわけですね。


欧州連合(EU)の欧州議会選挙の投票が23日、英国で始まっており、EU離脱の是非をめぐる国民の意思が再び示される機会として結果を見極めたいところでもあり、トランプ米大統領の来日に伴う日米首脳会談の内容や内閣支持率の動向なども見極めたいところでしょう。

また6月下旬に開催予定の主要20カ国・地域(G20)首脳会議で米中首脳会談を予定していることから、それまでは大きな進展をみせてくることは考えづらい状況かと考えられます。


日経平均株価も先週も下げましたね。

ここから「本格的な下落トレンドのスタート」となるのか「結局V字回復」となるのか、いずれにせよまだ下値は読めないところなのでは。

引き続きしっかり相場をウォッチしてまいりましょう。

来週もよろしくお願い致します!