24日のダウは3日ぶり反発 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

24日のダウは3日ぶり反発

24日のダウ平均は前日比95ドル22セント高の2万5585ドル69セントと3日ぶりに反発。

中国が譲歩するのではというトランプ米大統領の発言を受けて買われましたが、先週はこのような観測に振らされる一週間だったと言えるのではないでしょうか。


24日の日経平均は終値では21000円をキープしており、結果的には底堅さが意識された格好となりました。

とはいえ、商いが膨らみづらい需給状況の中、週末要因からのポジションクローズに伴うリバランスが中心であったと考えられます。

米中関係の悪化の影響については早期改善は見込みづらい状況ではありますが、欧州連合(EU)の欧州議会選挙の投票が23日、英国で始まっており、EU離脱の是非をめぐる国民の意思が再び示される機会として結果を見極めたいところでもあり、いったんは売り方の買い戻しが意識された模様。

加えてトランプ米大統領の来日に伴う日米首脳会談の内容や内閣支持率の動向なども見極めたいところであり、こちらも買い戻しを誘うところでしょう。

そのため、米中関係の悪化を背景に、週明け後は改めてショートポジションが積み上がりやすく、6月下旬に開催予定の主要20カ国・地域(G20)首脳会議で米中首脳会談を予定していることから、それまでは大きな進展をみせてくることは考えづらい状況かと。

底堅さが意識されるとはいえ、引き続き方向感の掴みづらい相場展開が継続しそうです。

今週もお疲れ様でした!