17日の日経平均は反発
17日の日経平均株価は、前日比187円11銭高の2万1250円09銭と反発。
出来高概算13億4000万株。
16日の米国市場は米主要3指数が揃って3日続伸。
ネットワーク機器大手シスコシステムズの増収増益や、小売り大手ウォルマートの決算が予想を上振れたこと、航空機のボーイング株の上昇などが寄与したほか、4月住宅着工・建設許可件数が予想を上振れたことや週間新規失業保険申請件数が予想より減少したことが好感され、NYダウは214ドル高に。
この流れを引き継ぐ格好から日経平均は買いが優勢となりましたが、午後に入ると、海外メディアが「中国は今のところ、米国と話すことに興味がない」などと報じたことで米中貿易摩擦を巡る米中関係の悪化が引き続き警戒されることとなったほか、週末要因の利益確定売りなども散見され、後場はこう着感の強い相場展開となりました。
指数インパクトの大きいところではソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、ソニー<6758>、リクルートHD<6098>がけん引。
新興市場を見てみますと、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはいずれも反発。
個別では、前日比35%高となった倉元<5216>が値上がり率トップに。また、今期8割超の営業増益を見込むアイレックス<6944>のほか、シンクレイヤ<1724>、地域新聞<2164>、ニチリョク<7578>、ルーデン<1400>、NF回路<6864>などが値上がり率上位にランクイン。
一方の値下がり率上位には、直近の上昇を受けた利食い売りの動きが優勢である環境管理<4657>やリーダー電子<6867>のほか、決算後の材料出尽くし感が優勢になったミューチュアル<2773>、前期営業赤字幅が拡大したINEST<3390>などが値下がり率上位に。
17日のマザーズ指数は大幅反発。
値上がり率上位銘柄では、ストップ高水準まで買い進まれたグッドスピード<7676>が値上がりトップに。売買代金上位では、そーせい、インパクト<6067>、トビラシステムズ<4441>、JMC<5704>、Amazia<4424>、ロゼッタ<6182>が上昇。
一方で、カオナビ<4435>、サンバイオ<4592>、オークファン<3674>、ALBERT<3906>、FFRI<3692>は軟調となりました。
