13日の日経平均は6日続落 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

13日の日経平均は6日続落

13日の日経平均株価は、

前営業日比15364銭安の2119128銭、

TOPIX8.28ポイント安の1541.14と、

ともに6営業日連続で続落となりました。


米中閣僚級通商協議では合意に至らなかったものの今後も協議が続くとの見方から買い戻す流れが期待されていましたが、

トランプ政権は、さらに3000億ドル規模の中国産品に対する制裁関税適用の準備を始めたと伝わり、売り優勢の展開に。

日経平均は週明けの米国市場の下落が警戒される中、結局は21200円を下回って取引を終えています。


指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、テルモ<4543>、東エレク<8035>が相場の重しとなりました。


JASDAQ平均は小幅ながら4日続落し、JASDAQ-TOP20は大幅に反落、J-Stock Index6日続落。

個別では、今期2ケタの営業減益を見込むメイコー<6787>が前週末比400円(-22.33%)安の1391円とストップ安まで売られ、ジェイテック<2479>も前週末比62円(-21.38%)安の228円と急落。

一方、前期営業利益は当初計画を上回って着地し、今期も2ケタ増益を見込む東洋合成<4970>は前週末比396円(+24.78%)高の1994円と3日ぶりに大幅に反発し、好決算が好感されたニチリョク<7578>は前週末比150円(+20.80%)高の871円とストップ高。


マザーズ指数は4営業日続落。

個別では、11%安のオンコリス<4588>がマザーズ売買代金トップにランクイン。また、ALBERT<3906>は、第1四半期の営業利益が前年同期比0.3%増にとどまったことが嫌気されストップ安。ミクシィ<2121>も、203月期の営業利益予想が前期比87.8%減の50.00億円となったことが売り材料となり、年初来安値を更新。

一方、ヤマハ発<7272>と業務資本提携契約を締結したDMP<3652>が急伸。その他、サンバイオ<4592>Amazia<4424>、自律制御システム研究所<6232>などが買われました。


今後ですが、米国は中国からの全輸入品に高関税を課すことになるため、米通商代表部(USTR)が詳細を公表すると予定している13日までは動きづらいと考えられます

また、グローベックスのNYダウ先物は270ドル近く下げて推移しており、週明けの米国株安は織り込んでいるようですが、6月下旬に大阪市で開かれるG20首脳会議で、トランプ大統領と中国の習近平国家主席が会談する可能性が高いとしており、そこまで長引くようだと、押し目拾いの動きも出難いのでは。


日経平均は節目の21000円割れが意識されてきていますね。3月安値水準とのボトム形成や一目均衡表の雲下限が支持線として意識されそうですが、しばらくは米中協議の行方とともに、買い場を探るところか、このまま下落トレンドが継続するのか、見極めたいところでしょうか。

スーパードライも祝令和、ですが、
相場はご祝儀相場とはいかず、まだ波乱は続きそうです。