平成最後の日本市場に向けて | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

平成最後の日本市場に向けて

おはようございます☀

今日は平成最後の日本市場です。


5日のダウ平均は前日比134ドル97セント安の2万6462ドル08セントと続落。四半期決算が市場を下回った3Mが急落したことがダウ平均を押し下げる結果となりました。


昨日の日経平均は反発しましたね。

ポジティブな決算に素直に反応する一方で、ネガティブな決算に対する市場反応は限られている印象ですが、ネガティブな決算に対する反応としては、アク抜けというよりは決算本格化、大型10連休を前に積極的なポジションは取りづらい中で、ポジションを圧縮していた影響でしょう。そのため、連休明け後は改めて判断されることになりそうです。

また、日銀会合では緩和継続による金融機関の収益悪化や市場機能の低下といった副作用に配慮する方針も示されましたね。日銀が資金供給先の銀行から受け取る担保の信用力基準を緩めたり、日銀が保有するETFを市場参加者に一時的に貸し付ける制度を導入したりすることを検討するとしています。金融株などへは売られ過ぎによる修正の動きが期待されてくる可能性があるでしょう。

 

今日は大型連休前の最終売買となりますが、ファナックの市場反応を見る限りでは、ポジション圧縮は一巡しているとみられます。

連休前に新たなポジションの積み上げは考えづらく、短期筋の値幅取り狙いが中心になりそう。平成最後の取引となることもあり、年初来高値更新で締め括り、連休明け後の令和相場に期待したいところでしょうか。


今日も大阪です。

大阪の皆様、よろしくお願いします!