25日の日経平均は反発
25日の日経平均株価は、前日比107円58銭高の2万2307円58銭と反発。
出来高概算12億2000万株。
終値ベースで22300円を回復したのは昨年12月3日以来です。
前日の米国株式市場では、欧州の経済指標(独Ifo企業景況感指数、仏製造業景況感指数)が弱かったことを嫌気されたほかグラマンやキャタピラーなどの決算も重しとなり主要3指数の利益確定の動きが。
一方日本ではファナック<6954>がコンセンサスを大きく下回る見通しを発表しており、日経平均の重石となる可能性が警戒されていましたが、自社株買いを発表していることもあってか、下げは限定的に。また、日銀の金融政策決定会合では、金融緩和策で現状維持を決めたことや金融政策の先行き指針の変更を決定したことで金融政策発表後はじりじりと上げ幅を広げる展開となりました。
指数インパクトの大きいところでは、花王<4452>、ユニファミマ<8028>、中外薬<4519>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>が堅調。一方で、ファーストリテ<9983>が重石となりました。