24日の日経平均は反落 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

24日の日経平均は反落

24日の日経平均株価は、

前日比5974銭安の2220000銭と反落。

出来高概算121000万株。

23日の米国市場では、ツイッターのほか、ロッキード・マーティン、ユナイテッド・テクノロジーズなど好決算が相次いだことを背景にNYダウが145ドル高となったほか、ナスダックとS&P500は最高値を更新。

米決算に対しては警戒感が燻ぶっていただけに、決算を受けた米株高の流れを引き継ぐ格好から、22300円を回復してスタート。

注目されていた日本電産<6594>の決算はコンセンサスを下回ったもののアク抜け的な動きをみせたこともあり、これも安心感につながりました。しかし10連休を控えて積極的な売買は手控えられているほか、日経平均が午前終盤にマイナスに転じ、午後に入り、下げ幅を拡大、結局は小幅に下げに転じています。

 

指数インパクトの大きいところでは、ユニファミマ<8028>、東エレク<8035>、ホンダ<7267>が重石となる半面、ファーストリテ<9983>が下支えに。


日経平均は4営業日ぶりに反落となりましたが5日線が位置する22200円処での底堅さが意識されています。強含みの動きを見せていた日本電産が一時下げに転じていたほか、決算を控えていたファナック<6954>が下げに転じており、本格化する決算を前に積極的なポジションは取りづらいといったところでしょうか。

とは言え、機関投資家は動きづらいものの、個人主体の売買については短期的とは言え、決算を評価した物色が目立っています。また、先回り的な動きも限られていたこともあり、良好な決算に対してはギャップ・アップで始まった後も、高値圏での底堅い値動きをみせており、需給状況は悪くないと考えられます。主力大型株の決算は手掛けづらくても、中小型株については決算評価の流れが強まりやすそうです。

 

JASDAQ市場は、JASDAQ平均は5日ぶりに小反発し、JASDAQ-TOP20は小幅続落、J-Stock Indexは小幅に反落。

値上がり率上位では、決算にて今期営業利益2倍増を見込んだ医学生物<4557>がストップ高比例配分で値上がりトップとなったほか、環境管理<4657>、ビーマップ<4316>、タツミ<7268>、リーダー電子<6867>、鉱研工業<6297>なども上位にランクイン。


マザーズ指数は続伸。

値上がり率上位銘柄では、エリアリンク<8914>がストップ高比例配分、一部メディアにて平均給与上昇率1位として取り上げられたソケッツ<3634>も急騰し年初来高値をつけたほか、リックソフト<4429>なども大幅高。

本日マザーズ市場へ上場したハウテレビジョン<7064>は初日値付かず。

マザーズ先物は前日比6.0pt高の922.0ptと小幅に続伸。