22日の日経平均は小幅に続伸
22日の日経平均株価は前営業日比17円34銭高の2万2217円90銭と小幅続伸。
出来高概算8億6000万株と東証1部の売買高は連日で10億株を下回り、売買代金は1兆6263億円にとどまり、今年最低。
海外市場休場の影響等から、薄商いの中でのこう着感の強い相場展開となりました。
欧州市場などがイースターマンデー(復活祭の月曜)の祝日で休場になるため、海外勢のフローは限られており、リバランス中心の取引となり、上海指数が1.5%超の下落で推移していたものの市場の反応は限定的に。個人主体の資金は決算等を手掛かりとした値幅取り狙いの商いが中心となったよう。
指数インパクトの大きいところでは、ユニー・ファミマ<8028>、大和ハウス<1925>、テルモ<4543>が下支えする一方で、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>が重しに。
JASDAQ市場は、JASDAQ平均が3日続落、J-Stock Indexが反落する一方で、JASDAQ-TOP20が4日ぶり反発。
個別では、KeyH<4712>が売買代金、下落率ともにJASDAQトップに同社株は今月に入り急動意を見せていました。
また前週、中国での合弁会社設立を発表し大きく買われていた環境管理<4657>も急反落。その他では、ハーモニック<6324>、メイコー<6787>、セプテーニHD<4293>、フェローテク<6890>、ワークマン<7564>などが軟調。
マザーズ指数は反落。
個別では、6.9%安となったサンバイオ<4592>がマザーズ売買代金トップにランクイン。また、オンコリス<4588>、窪田製薬<4596>、そーせい<4565>などバイオ関連株の値下がりが目立つ一方、任天堂<7974>とともにスマートフォンサービス「スマプラス」を共同開発したことが引き続き材料視されたはてな<3930>が急伸。海外子会社が香港証券取引所メインボード市場に上場申請したと発表したGNI<2160>も大幅高。