5日の日経平均は小幅に3日続伸 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

5日の日経平均は小幅に3日続伸

5日の日経平均株価は、前日比82円55銭高の2万1807円50銭と小幅に3日続伸。

終値ベースでの21800円回復は3月4日以来、1か月ぶり。

4日のダウ平均は前日比166ドル50セント高の2万6384ドル63セントと続伸。

米中通商協議が最終局面に入り、トランプ大統領は米国と中国が今後4週間以内に貿易協議で合意することを目指していると述べたと伝えられているなか、日経平均は景気敏感セクターに対するリバーサルの流れが継続。

ただし、米雇用統計の発表を控えていることもあり、寄り付き直後につけた21839.18円を高値に、その後は狭いレンジでの動きに‥日経平均は狭いレンジでの取引が続いていますね。しかしながら確実に下値を切り上げてきているといえそうです。

指数インパクトの大きいところでは、日東電<6988>、ファナック<6954>、東エレク<8035>、信越化<4063>がけん引。

出来高は11億株台、売買代金は2兆円を下回っており、参加者が限られる中で買い戻しが優勢だったとみられます。

先高期待からロングポジションを積み上げているとは考えづらく、雇用統計が嫌気されたとしても、影響は限られそう。

また、トランプ大統領は、連邦準備制度理事会(FRB)理事候補に利上げ反対派でカンザスシティ連銀幹部を務めた経歴のあるハーマン・ケイン氏を指名する意向と伝えられており、利下げ圧力への思惑等も売り込みづらくさせるでしょう。


JASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはいずれも3日続伸。

ハーモニック<6324>が連日年初来高値を更新するなど、中国関連株が値を上げたほか、5G関連といったテーマ性のある銘柄や値動きの軽い低位株などを中心に上昇するものが目立ちました。

マザーズ指数は反発。値上がり率上位には、高尿酸血症モデル動物に関する発明で特許登録をしたことが前日から好感されているフェニックスバイオ<6190>が連日ストップ高まで買い進まれ、リボミック<4591>もストップ高比例配分、2ケタ上昇となったDELTA-P<4598>などが続いています。

マザーズ先物は前日比4.0pt高の892.0ptと小反発となっています。