4日の日経平均は小幅に続伸 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

4日の日経平均は小幅に続伸

4日の日経平均株価は、前日比11円74銭高の2万1724円95銭と小幅に続伸。
出来高概算12億2000万株。

3日の米市場では米中貿易交渉の合意が近いとの報道を好感する流れが優勢になったことから米主要3指数は揃って上昇。ダウ平均は、前日比39ドル00セント高の2万6218ドル13セントと反発。
その流れから小幅に上昇して始まった日経平均は、こう着感の強い相場展開に。
米国市場の流れから半導体関連の強い値動きが目立っていましたが、3月ADP雇用統計は+17.5万人の予想を下回り+12.9万人。ISM非製造業景況指数は2017年半ば以来の低水準となったことなどを受けて、週末の雇用統計に対する警戒感も出やすいところであり、上値追いは慎重になりやすい状況といえます。とはいえ上値の重さよりも下値の堅さを指摘する向きが大勢であり、センチメントは改善傾向にあるとみて良さそう。一方で中小型等の一角には後場に入って失速する動きも目立っているあめ明日も利食いに押される格好となるようだと、少なからずセンチメントに影響を与えそうです。

指数インパクトの大きいところでは、TDK<6762>、日産化<4021>、スズキ<7269>、デンソー<6902>がしっかり。半面、塩野義<4507>、ファーストリテ<9983>が重石に。


JASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはいずれも続伸。

個別では、値動きの軽い低位株としてエージーピー<9377>が大幅続伸し値上がり率トップに、業績予想を上方修正したウエストHD<1407>が続き、日アンテナ<6930>やsantec<6777>、アイレックス<6944>などが5G関連株として人気を集めました。
そのほか、ディ・アイ・システム<4421>やリーダー電子<6867>、岡本硝子<7746>も値を上げ、メディシノバ<4875>、東洋合成<4970>などが値上がり率上位にランクイン。
一方、連騰に対する警戒感から利益確定売りが出たレイ<4317>が4日ぶり反落で値下がり率トップに。


マザーズ指数は反落。

値下がり率上位銘柄では、ALBERT<3906>、ASJ<2351>、HEROZ<4382>、エードット<7063>などが大幅安。

売買代金上位では、オンコリス<4588>、アンジェス<4563>、ギークス<7060>、PKSHA<3993>、窪田製薬ホールディングス<4596>、シリコンスタ<3907>などが下落した一方で、日本ホスピス<7061>、そーせい<4565>、ベルトラ<7048>などは上昇しています。