先週のマーケットをおさらい | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

先週のマーケットをおさらい

さて先週のマーケットを3分でおさらいしてみましょう(^^)


19-20日に開催されたFOMCではフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を2.25-2.50%のレンジで据え置き、2019年の利上げ予想回数がゼロとなったほか、米経済や物価の見通しも引き下げ、

保有資産の縮小が9月末で終了する見込みとなるなどハト派的な結果に。これを受けて米金利が低下しました。米市場では21日にナスダックとS&P500指数が年初来高値を更新するなど3指数ともに堅調推移となっていましたが、22日に欧米市場が揃って下落。ダウ平均は前日比460ドル19セント安の2万5502ドル32セントと急落。一方でVIX指数、金価格は急上昇しました。

 

ドイツ製造業PMIが市場予想の48.0を大きく下振れ44.7と2012年以来の低水準。

また節目とされる50を下回るのは3カ月連続。

フランスの製造業PMI、ユーロ圏のPMI速報値、製造業PMI全て予想を下回ったことで欧州、そして世界的な景気減速懸念が強まりました。

米PMI製造業指数が1年9ヶ月ぶりの低水準となったほか、イールドカーブ(利回り曲線)で3カ月物と10年物間が11年半ぶりに逆イールドカーブとなったことも先行き不安につながったようです。

22日の下落が響き、週間では米3指数は揃って小幅な反落となりました。