22日の日経平均は小幅に続伸 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

22日の日経平均は小幅に続伸

22日の日経平均株価は、前営業日比18円42銭高の2万1627円34銭と小幅続伸。

出来高概算13億6000万株。


21日のダウ平均は前日比216ドル84セント高の2万5962ドル51セントと、半導体株を中心とした買いを背景に反発。

ナスダック総合株価指数は109.991ポイント高の7838.959と5日続伸。


この流れを引き継ぐ格好から、日経平均は21700円を回復してスタート。

しかし、アルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」の後期臨床試験2試験を打ち切ると発表したエーザイ<4523>が大量の売りを浴びて日経平均の上値を抑え、前引け間際下げに転じる場面も。しかし21500円処での底堅さが意識される中、期末接近に伴う買い戻しの動きや配当志向の物色なども観測され、上昇に転じました。

指数インパクトの大きいところでは、エーザイが1銘柄で日経平均を約55円下押しした影響を、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ファナック<6954>が吸収する形となっています。


JASDAQ市場は、JASDAQ平均は小幅続伸し、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはいずれも5日続伸。

個別では、オンラインゲーム事業の譲渡を発表し業績改善への思惑からベクター<2656>がストップ高まで買われ値上がり率トップに、値動きの軽さから値幅取りの動きとなったMipox<5381>も上昇。また、半導体関連として買いが波及した栄電子<7567>が急反発。


マザーズ先物は前営業日比変わらずの913.0pt。

グーグルが発表したクラウドゲーム「スタディア」に関して恩恵を受けるとの思惑からAppBank<6177>やシリコンスタ<3907>がともにストップ高まで買い進まれたほか、今期好業績見通しが蒸し返されたトランザス<6696>が大幅に反発するなど、個別材料株が物色の柱になったようです。