12日の日経平均は大幅に続伸 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

12日の日経平均は大幅に続伸

12日の日経平均株価は、

前日比378円60銭高の2万1503円69銭大幅に続伸。

出来高概算12億3000万株。


11日のダウ平均は、前営業日比200ドル64セント高の2万5650ドル88セントと6営業日ぶりに急反発。日経平均も米株高の流れや、市場予想を上振れた米1月小売売上高を受けた円相場が前日から円安方向に振れたことを受けて買い先行のスタートとなり、寄り付き時点で3月SQ値(21348.40円)を上回りました。

またチャート上では5日線、25日線を上回ってスタートすることに。


その後もじりじりと上げ幅を広げ、前引けにかけて21500円を回復。後場はこう着感の強い相場展開ではありましたが、21500円を上回る水準での推移が続きました。

パウエルFRB議長がメディアのインタビューで現在の政策金利が適切であるとの認識を示したことが材料視されたほか、米半導体メーカーのエヌビディアはメラノックス・テクノロジーズの買収で合意との報道を受けて、他の半導体株への支援材料に。

さらに、英国のメイ首相は、ブレグジットに関する合意案を「法的拘束力のある」ものに変更することで欧州連合(EU)と合意したと発表したことも買い戻しを誘う格好となっています。

指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、TDK<6762>、東エレク<8035>がけん引。


JASDAQ市場は、JASDAQ平均、J-Stock Indexはともに続伸し、JASDAQ-TOP20は6日ぶりに大幅に反発。

ラクオリア創薬<4579>などの個人投資家に人気の高いバイオ関連株が軒並み値を上げ、指数インパクトの大きいワークマン<7564>、ハーモニック<6324>といった時価総額上位銘柄も上伸したこともプラスに作用しました。

 

マザーズ指数は大幅続伸。

値上がり率上位では、18日に遺伝子治療薬VB-111の学会発表を控えるナノキャリア<4571>や新株予約権の権利行使完了で希薄化懸念の払拭した窪田製薬HD<4596>、ジーニー<6562>などがストップ高水準まで買い進まれています。

売買代金上位では、アンジェス<4563>、プレシジョン・システム・サイエンス<7707>、Kudan<4425>、メルカリ<4385>、リンク<4428>、そーせい<4565>が上昇。

一方で、オンコリス<4588>、AmidAHD<7671>、DELTA-P<4598>、EduLab<4427>はさえない値動きに。


上海総合指数は、前日比33.31ポイント高の3060.31ポイントと続伸し、

上海A株指数は34.96ポイント高の3205.20ポイントと上昇しています。