7日の日経平均は3日続落 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

7日の日経平均は3日続落

7日の日経平均株価は、
前日比140円80銭安の2万1456円01銭と3日続落。
出来高概算12億5000万株。

経済協力開発機構(OECD)が世界経済見通しを3.5%から3.3%に引き下げた影響から、売り優勢の相場展開に。
OECDは英国の合意なきEU離脱、債務増大による金融の脆弱性などリスクが積み上がる中、状況はむしろ悪化する恐れがあるとの見解を示したほか、米経済見通しも若干引き下げたことが重石となりました。

指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、東エレク<8035>、エーザイ<4523>が重しに。

みずほ<8411>の構造改革に伴う大幅下方修正については、市場の見方は分かれていたようですが、今後は地方銀行等への広がりが警戒されています。
また、ルネサス<6723>の工場停止報道が、中国の景気減速への警戒を強める格好となり、ハイテクや機械、素材等への売りにつながっています。

JASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20はともに3日続落し、J-Stock Indexは反落。
個別では、世界景気の減速懸念を背景に景気敏感株が下落するなか売りが波及したsantec<6777>が大幅続落で下落率トップ。
一方、値動きの軽さから値幅取りの動きとなったGFA<8783>がストップ高まで買われ、上昇率トップに、「Nintendo Labo」シリーズの新作発売で思惑買いが先行した大村紙業<3953>も一時ストップ高に。

マザーズ指数は前日比18.0pt安の930.0ptと5日ぶり大幅反落。
直近IPO銘柄やバイオ関連に対する売りが目立つなか、SB623外傷性脳損傷の第2相試験結果を米脳神経外科学会で発表することを明らかにしたサンバイオ<4592>株に対する物色も続かなかったよう。
値下がり率上位では、直近IPO銘柄である識学<7049>のほか、そーせい<4565>、フィンテックグローバル<8789>、マーケットエンタープライズ<3135>が揃って8%超の下落。