4日の日経平均は大幅に続伸
4日の日経平均株価は、
前日比219円35銭高の2万1822円04銭と大幅に続伸。
出来高概算11億2000万株。売買代金は2兆1000億円台と依然として商いは膨らみづらい需給状況。
トランプ政権が米中交渉の期限を正式に延長し合意を楽観視する見方が強まる中、先週末の米株高の流れを引き継ぐ格好から、日経平均はギャップアップでのスタートとなり、21800円を回復してスタート。
買い一巡後はこう着感が強まり、前場半ばには一時21740.92円まで上げ幅を縮める局面がみられたものの、
中国・上海指数が前営業日比33.57ポイント高の3027.58ポイントと続伸し、2018年6月以来となる節目の3000ポイントを回復するといった強い動きから、日経平均も後場一段高に。円相場は1ドル111円90銭台と円安に振れて推移していたことも、買い安心感につながった模様です。
指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、東エレク<8035>、TDK<6762>がけん引。
一方でスズキ<7269>、ホンダ<7267>、トヨタ<7203>など、自動車株の弱さが目立ちます。その他、米中通商協議の進展期待から、中国関連の一角には買い戻しとみられる動きがみられています。
JASDAQ市場は、JASDAQ平均、J-Stock Indexはともに続伸し、JASDAQ-TOP20は3日ぶりに急反発。
マザーズ指数は続伸。個別では、スマレジ<4431>がマザーズ売買代金トップにランクイン。その他、リックソフト<4429>、識学<7049>、フロンティアI<7050>など値動きの軽い直近IPO銘柄に資金が向かっています。
米中通商協議については、3月27日頃に予定されている米中首脳会談で正式な合意が結ばれる可能性も出てきたと報じられており、この報道をきっかけにグローベックスの米株先物は朝方に100ドル近く上昇し、その後も強い動きが継続。
また、中国では全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が5日から開幕しますが、最悪の事態を回避したこともあり、2019年経済成長目標や政策等に期待が高まる格好となっています。
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