21日の日経平均は4日続伸 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

21日の日経平均は4日続伸

21日の日経平均株価は、

前日比32円74銭高の2万1464円23銭と4日続伸。

出来高概算12億株。


注目されていたFOMC議事録では、

量的緩和によって膨らんだバランスシート縮小の年内終了について連銀当局者の意見が概ね一致したものの、今後の利上げ方針については意見が分かれたことで、利上げ凍結といった観測期待が後退する格好となり、相場の重しとなりました。

やや利食い先行で日経平均はスタートしましたが、ランチタイム中には関係筋の話として「米中貿易交渉では、主要な構造問題で6つの覚書が準備されている」などと伝わり、米中交渉への進展期待から後場は前日比プラス圏を回復。

ただ、心理的な節目の21500円水準では戻り待ちの売りも意識され、大引けにかけて上げ幅を縮める展開に。

 

指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>がけん引。一方で、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>、日東電<6988>が冴えない値動き。

ソフトバンクGがこう着感の強い値動きを見せているほか、ファーストリテについてもそれ程大きなインパクトにはつながっておらず、インデックス売買についてもリバランス中心の売買とみられます。

4日続伸といってもこう着感の強い相場展開の中で、本日はアンジェス<4563>が開発した遺伝子薬が国内初承認との報道を受けて、バイオ関連の一角に物色が波及。全体としては方向感が掴みづらいところですが、サンバイオ<4592>の上昇もけん引役となり、マザーズ指数は上昇し、4日続伸。

サンバイオのほか、

一部メディアにて、遺伝子治療薬「コラテジェン」が厚生労働省の専門家会議で薬事承認の手続きに基づき承認されるとの報道のあったアンジェス<4563>、

中国で疼痛緩和口腔用液「エピシル」の医療機器輸入販売承認を取得したことを発表したソレイジア<4597>やそーせい<4565>を中心にバイオ関連に個人投資家による関心が向かいました。


JASDAQ市場は、JASDAQ平均、J-Stock Indexはいずれも小幅に4日続伸。JASDAQ-TOP20は小反発。

前述のアンジェス<4563>が朝方買い気配を切り上げるなか、他のバイオ関連株に資金の矛先がジャスダック市場でも向かう展開に。 

個別では、短期の値幅取りを狙った買いにNuts<7612>が反発し値上がり率トップに、前日にストップ高まで買われた流れが続いたイナリサーチ<2176>は連日で制限値幅いっぱいまで買い進まれました。

また、遺伝子薬の初承認に加え、ノバルティスの白血病治療薬「キムリア」の承認などを材料にシンバイオ<4582>が大幅に続伸。

このほか、QRコード決済の提供企業向けにセキュリティサービスを開始したBBSec<4398>やHV搭載モーター向けプレス部品を受注したと報じられたMURO<7264>、IBM認定ディストリビューターとビジネス・パートナー契約を締結したIXナレッジ<9753>などが値上がり率上位にランクイン。

一方、5日線を大きく下回ったジェクシード<3719>が大幅に3日続落し値下がり率トップに、連日の上昇に対する反動から大塚家具<8186>が3日ぶりに反落しました。

そして下値のめどと見られた25日線を下回ったメイコー<6787>が大幅安となったほか、日本テレホン<9425>、日本サード<2488>、シノケンG<8909>などが値下がり率上位に。


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