20日の日経平均は3日続伸
20日の日経平均は3日続伸。
出来高概算11億6000万株。
祝日明けの米国市場が小幅ながらも上昇したことが安心感につながり、やや買い先行の展開に。
引き続き、米中通商協議の再開を背景に下を売り込む流れにはなりづらく、インデックス売買中心に底堅い値動きとなる中、朝方弱含みとなったソフトバンクG<9984>が、その後は急速に切り返す展開になり、日経平均をけん引する格好。
また円相場も1ドル110円80銭台と円安進行したことも買い要因に、
指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクGが1社で日経平均を約41円押し上げたほか、ダイキン<6367>、中外薬<4519>、リクルートHD<6098>、ヤマハ<7951>が堅調。
一方で、東エレク<8035>、トレンド<4704>、TDK<6762>が冴えない動きとなりました。
米国市場の休場明けにより若干商いが膨れ、東証1部の売買代金は2兆円を回復しましたが、日経平均は3日続伸で21500円に接近する動きを見せているものの、手掛けづらい状況といえそうです。
マザーズ指数は上昇し、日経平均、TOPIXを上回る上昇率に。
個別では、マザーズ売買代金トップのサンバイオ<4592>やリンク<4428>、オンコリス<4588>、Kudan<4425>、DMP<3652>などが上昇。
メルカリ<4385>は小幅上昇。
ベルトラ<7048>は人気が続き、一時ストップ高を付け高値更新。
不動産投資型クラウドファンディング事業を開始すると発表したフィット<1436>は買い気配のままストップ高比例配分。
一方、UUUM<3990>やアンジェス<4563>は利益確定売りに押され軟調。
JASDAQ市場は、JASDAQ平均、J-Stock Indexはいずれも小幅に3日続伸し、JASDAQ-TOP20は3日ぶりに反落。
個別では、前日に急伸した流れを引き継いだイナリサーチ<2176>が前日比150円(+21.16%)高の859円、今期大幅な営業増益を見込むJHD<2721>も前日比80円(+16.29%)高の571円とともにストップ高まで買われ、好業績見通しが蒸し返されたUFHD<4235>は前日比313円(+13.16%)高の2691円と大幅に反発。
また、業務提携している台湾企業ががん治療免疫細胞の加工を開始したと発表したテラ<2191>が前日比26円(+10.40%)高の276円と急騰し、nms<2162>、ディ・アイ・システム<4421>、BBSec<4398>も上昇。
バイオ関連やIT関連といった一部銘柄に投資資金が集まった模様です。
明日も個別材料の他、先物の主導によるインデックス売買が中心になりそうですが、幅広い物色というよりも、リバランスの商いが続くことになりそうです。
また、資金回転の速さから物色の持続性は期待しづらく、売り込まれていた銘柄への自律反発狙いのほか、季節性からは、2月決算企業の配当狙いといった動きが意識されるでしょう。
今日はお仕事の関係で久々に渋谷へ。
すごい人でしたー!
独身の時に桜丘に住んでいたので懐かしいです(^^)