12日の日経平均は大幅に反発
12日の日経平均株価は、
前営業日比531円04銭高の2万0864円21銭と大幅反発。
出来高概算14億6000万株。
円相場が1ドル110円台半ばで推移するなど円安基調となったことや、
米政府閉鎖を巡る協議で、与野党がメキシコ国境の「フェンス」建設費を盛り込んだ予算案で暫定合意が成立したと伝えられ、米政府機関の閉鎖回避との観測や、
昨日のコンウェイ米大統領顧問など米要人の米中通商協議に関する発言などから米中貿易協議の進展に対する期待感、
グローベックスの米株先物が強い動きをみせていたことも材料視されたようです。
指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、TDK<6762>、京セラ<6971>、太陽誘電<6976>がけん引。
セクターでは繊維、機械、倉庫運輸、電気機器、医薬品、輸送用機器が堅調。
一方で石油石炭、不動産が冴えない値動き。
先週の下げを取り戻した形となりましたが、日経平均は節目の21000円を突破するかをまずは注視というところでしょうか。
JASDAQ市場は、JASDAQ平均は3日ぶりに反発し、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはともに5日ぶりに反発。
値上がり率上位では、Nuts<7612>が31%高となったほか、UTグループ<2146>やテックファーム<3625>、東洋合成<4970>、日本一S<3851>などが大幅高。
マザーズ指数は3日ぶり反発。値上がり率上位では、ソフトマックス<3671>やDDS<3782>、オンコリス<4588>などがストップ高。