8日の日経平均は大幅続落 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

8日の日経平均は大幅続落

8日の日経平均株価は、

前日比418円11銭安の2万0333円17銭と大幅続落。

出来高概算14億6000万株。


トランプ米大統領が7日、米中貿易協議の期限である3月1日までに中国の習近平国家主席と会談する予定がないと明らかにしたことで、

米中交渉の先行き不透明感から米国市場が大きく下落する中、この流れを引き継ぐ格好に。

前日のソフトバンクG<9984>のストップ高によるインパクトが限られる中、ある程度の調整は想定されていたが、前引け間際には20400円を下回るなど、SQ通過後も不安定な値動きが続きました。3連休前での手仕舞い売りも。


トランプ米大統領は習中国国家主席と交渉期限内に会談しないだろうとの見解を示したことで、2月下旬にも首脳会談を開くとみられていただけに、改めてリスク回避に向かわせています。2月3月は不安定な動きになるかもしれません。

クドロー国家経済会議委員長が米中交渉の合意まで「距離がある」との見方を示すなど、

ブレグジット問題など波乱は警戒されていたとはいえ、英中銀イングランド銀行が国内の経済成長見通しを引き下げたほか、欧州委員会がユーロ圏成長見通しを下方修正するなど、欧州情勢への警戒感も高まっていますね。


指数インパクトの大きいところでは、テルモ<4543>、ソニー<6758>、ソフトバンクG、富士フイルム<4901>が下支えとなる一方で、東エレク<8035>、ファナック<6954>、ユニファミマ<8028>、京セラ<6971>が重しに。


JASDAQ市場は、JASDAQ平均は続落し、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはともに4日続落。

個別では、シベール<2228>がストップ安まで売られ値下がり率トップに、好決算を発表するも材料出尽くし感が広がったアテクト<4241>や、業績予想を下方修正したアイビー<4918>が大幅に続落。

一方、通期業績予想を上方修正した平賀<7863>がストップ高まで買われ値上がり率トップ。同様に通期業績予想を上方修正したUTグループ<2146>や日本サード<2488>が大幅高。


マザーズ指数は続落。

前日の上半期決算にて赤字増加ペースの鈍化が確認されたメルカリ<4385>が指数の下支え役に。

一方値下がり率上位では、すららネット<3998>がストップ安比例配分となったほか、DMP<3652>やエクスモーション<4394>が9%安。

売買代金上位では、サンバイオ<4592>が5%安となったほか、アンジェス<4563>、UUUM<3990>、ミクシィ<2121>、オンコリス<4588>などが軟調。