4日の日経平均は続伸 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

4日の日経平均は続伸

4日の日経平均株価は、

前営業日比95円38銭高の2万0883円77銭と続伸。

出来高概算13億2000万株。


 1日に発表された1月米雇用統計は、

非農業部門雇用者数が予想の16.5万人増を大きく上振れ30.4万人増、

失業率は予想の3.9%よりやや悪い4.0%となりましたが、高水準。

平均時給は前月比は予想の+0.3%を下回る+0.1%、前年比は予想と同じく3.2%となっています。

控えめな予想に反して雇用が拡大しており、政府機関の一部閉鎖による悪影響は限定的で米経済の堅調さが示される結果となりました。

加えて1月のISM製造業景況感指数も54.0という市場予想に反して56.6と上振れし、米製造業の業績が下振れするとの懸念は後退するなど、

良好な経済指標の結果を受けて投資家心理が一段と改善。

1日のダウ平均は前日比64ドル22セント高の2万5063ドル89セントと反発。 

為替市場で円安・ドル高が進行しました。

またトランプ大統領は「米中貿易戦争は近く合意に達する。プロセスは順調だ」と明らかにしたと伝えられていることも、買い戻しに向かわせたようです。

とはいえ上値は限定的となりましたね。

指数インパクトの大きいところでは東エレク<8035>、ユニファミマ<8028>、アステラス製薬<4503>、エーザイ<4523>、中外薬<4519>が堅調。一方で、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>、京セラ<6971>が重しとなっています。

TOPIXが1%を超える上昇となっており、NT倍率の修正といった格好でのリバランスの流れといったところでしょうか。

ハイテクが相対的に弱く、一方で、素材や金融、医薬品セクターが堅調であり、明日以降もこのリバランスの流れが継続するかを見極める必要がありそうです。

先週はハイテク株の強さが目立っていたが、本日ソニーの下げがセンチメントを悪化させた感も。ただし、ソニーに対しては強気の見方も根強く、需給調整一巡後の見直しも意識されやすいところでしょう。


マザーズ市場ではサンバイオ<4592>がストップ安比例配分に。

マザーズ先物は前営業日比3.0pt高の865.0ptと小反発。押し目買いなどによりプラスへ転じたもののメルカリ<4385>といったマザーズ主力企業の決算発表を控え模様眺めムードの強い展開に。

 

JASDAQ市場では、JASDAQ平均は反発し、JASDAQ-TOP20とJ-Stock Indexはともに3日続伸。

個別では、業績予想を上方修正した日本アンテナ<6930>も前週末比150円(+19.82%)高の907円、人気イケメン役者育成ゲーム「A3!」のアニメ化が決まったアエリア<3758>は前週末比100円(+18.59%)高の638円とともにストップ高。

好業績見通しが引き続き手掛かりになったsantec<6777>は前週末比186円(+18.24%)高の1206円と続伸、

週末に決算発表を控えた思惑買いにラクオリア創薬<4579>が前週末比186円(+17.11%)高の1273円と大幅反発となっています。 

一方、通期業績予想を下方修正したカーメイト<7297>が前週末比61円(-7.62%)安の740円と3日ぶりに反落し、上半期に2ケタの営業減益となったタウンニュース<2481>は前週末比30円(-6.65%)安の421円と続落。

また、好決算を発表するも材料出尽くし感が広がったニチダイ<6467>は前週末比57円(-6.63%)安の803円と3日ぶりに反落し、チエル<3933>、麻生フオーム<1730>も下落。


さて1日に生放送したコジナイこと「小次郎講師の雇用統計ナイトフィーバー」のyoutube版が配信となりました。

https://youtu.be/s8NxHJD9TAw

ドル円も大きく動いた回。

りっくんとも仲良しの帝劇俳優 横田裕市さんがゲストで出演されています。

見逃した方はぜひー!