31日の日経平均は反発
31日の日経平均株価は、
前日比216円95銭高の2万0773円49銭と反発。
米国市場ではFOMCで利上げに対して柔軟な姿勢が示されたことが好感されて大幅上昇。
半導体のAMDの決算を受けた大幅上昇等も支援材料となる中、日経平均は買い先行でスタート。
指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、TDK<6762>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>がけん引。
マザーズ先物は4日ぶりに大幅反発。
30日のマザーズ市場では治験結果が失望につながったサンバイオ<4592>がストップ安となり、その影響からマザーズ先物がサーキットブレーカー発動で一時取引が停止、バイオ株を中心にマザーズ銘柄の9割近くが下落しました。
マザーズ先物は28日から30日の3日間で13%超も下落したことから、急ピッチの上昇に対する警戒感から押し目買いや自律反発を狙った買いなどが先行しました。
JASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはいずれも反発。
明日も米中通商協議の結果を受けた物色となりそうです。
米雇用統計なども控えているほか、週末要因から積極的にオーバーウィークのポジションを取りに行く動きも限られると考えられ、引き続きこう着感の強い相場展開が続くことが想定されます。
物色については決算が本格化する中、引き続き決算を手掛かりとした日替わり物色が中心となるかと考えられます。