30日の日経平均は反落
30日の日経平均株価は、
前日比108円10銭安の2万0556円54銭と反落り
出来高概算14億3000万株。
注目された米アップル<AAPL.O>の第一四半期10-12月期の利益はアップル・ミュージックやアプリストアなどのサービス事業の売上高の大幅増などを背景に市場予想を上ぶれ、
1-3月期の売上見通しは550-590億ドルとこちらも市場予想とほぼ同様の水準となりました。
iPhoneの売上高が前年同期比15%減の519億ドルとなったものの、
iPhoneの米国外での価格が主にドル建てで設定したために高くなっていたものを価格設定方法を見直していることを明らかにしたことも好感されているよう。
アップル株が引け後の時間外取引で上昇したことが支援材料となり、日経平均は20700円を回復してスタート。
しかし、米連邦公開市場委員会(FOMC)や米中両政府が開く閣僚級の貿易協議など重要イベントの結果待ちとなるなか、じりじりと値を消す展開となりました。
さらに、前日に公表した治験結果が失望につながったサンバイオ<4592>が急落。
この影響からマザーズ先物がサーキットブレーカー発動で一時取引が停止するなど、波乱の展開となりました。
マザーズ市場での需給悪化の影響が東証1部市場へも波及する格好となっています。
指数インパクトの大きいところでは、大日住薬<4506>、ファーストリテ<9983>の2社で日経平均を約51円下押しています。
→サンバイオについては次の記事で詳しく書きますね。