25日の日経平均は反発 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

25日の日経平均は反発

25日の日経平均株価は、
前日比198円93銭高の2万0773円56銭と反発。
出来高概算13億3000万株。
米中貿易摩擦や政府機関閉鎖に対する警戒感が根強い中ではありますが、一方でザイリンクスやラムリサーチなど、米半導体関連会社が発表した2018年10-12月期決算で1株利益が相次いで市場予想を上回り収益悪化への過度な警戒感が後退。
これが指数インパクトの大きい東エレク<8035>など、値がさハイテク株への買い戻しを誘う格好となり、日経平均を押し上げました。

指数インパクトの大きいところでは、東エレクのほか、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、信越化<4063>、TDK<6762>、アドバンテスト<6857>、京セラ<6971>がけん引しています。

前日に続きハイテク株が強い動きをみせたことは安心感につながった模様で、インテルの決算を嫌気した時間外の下げを嫌気する動きは限られており、週末の米国市場でもインテルショックが限られるようだと、よりセンチメントを明るくさせると考えられます。米ハイテク株については好決算というよりは、予想より悪くなかったという見方からの見直しではありますが、アップルの下方修正後に中国景気減速を背景とした業績下振れが警戒されていただけに、見直しの流れが波及する可能性が。注意したいところでしょう。


新興市場を見てみますと、

マザーズ指数は大幅に3日続伸^_^

値上がり率上位では、前期業績見通しを引き上げたユーザベース<3966>や中国のカーナビ企業の新製品に映像受信用半導体が全面採用されたテックポイント<6697>などがストップ高水準まで買い進まれました。

JASDAQ市場は、JASDAQ平均とJ-Stock Indexはともに続伸し、JASDAQ-TOP20は3日ぶりに反発。個別では、5日線を大きく上回ったことから先高感が広がっているEAJ<6063>がストップ高。一方、このところの株価上昇の反動から利益確定売りが出たリバーエレテク<6666>が3日ぶりに反落で値下がり率トップとなったほか、2月18日付で上場廃止となるシベール<2228>や日本精密<7771>、エスプール<2471>、カイノス<4556>も下落。