18日の日経平均は反発 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

18日の日経平均は反発

18日の日経平均株価は、

前日比263円80銭高の2万0666円07銭と反発。



17日のNYダウは162ドル高と3日続伸。

米国ではムニューシン財務長官が通商交渉での中国側の譲歩を引き出すため、現在実施中の対中関税の緩和を提案と伝えられたほか、中国の景気刺激策のほか、やアジア市場の堅調な動きも寄与。米中協議進展への期待が高まる中で売り方の買い戻しの流れが強まった模様です。

また、懸念された日本電産<6594>の下方修正については、寄り付き直後に付けた安値を底に下げ渋る流れとなり、これが安川電<6506>といった中国関連などへの見直しに向かわせたことでセンチメントを明るくさせたよう。

指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ファナック<6954>がけん引。

日経平均は心理的な抵抗だった20500円処や25日線レベルを突破してきているものの、出来高は低水準であるため、ここからの一段高については実需の買いが加わるかが注目されるところでしょう。

米中両政府は1月30-31日に閣僚級協議を予定しており、報道通り関税の緩和の動きに向かうかを見極めたいところ。

 

マザーズ指数は大幅に5日続伸し、950ptを回復。

値上がり率上位では、東証に本則市場への変更を申請したと発表したテモナ<3985>がストップ高となったほか、和心<9271>やリファインバース<6531>が2ケタ上昇になった。売買代金上位では、指数インパクトの大きいそーせい<4565>が9%高、メルカリ<4385>も堅調となったほか、Aiming<3911>、串カツ田中<3547>、農業総合研究所<3541>が上昇。一方で、UUUM<3990>、エコモット<3987>、ブライトパス・バイオ<4594>は

軟調。


JASDAQ市場は、JASDAQ平均とJ-Stock Indexはともに5日続伸し、JASDAQ-TOP20も3日続伸。

個別では、リバーエレテク<6666>や栄電子<7567>のほか、18日付の一部メディアにて、ヘッドマウントディスプレーを利用して工場での人の作業を省力化するツールを開発したと報じられたアサカ理研<5724>や、中国アリババグループのECモールに出店したことが明らかになった壽屋<7809>などがストップ高水準まで買い進まれています。