10日の日経平均は反落 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

10日の日経平均は反落

10日の日経平均株価は、前日比263円26銭安の2万0163円80銭と反落。
前日の米国市場では、米中貿易摩擦解決への期待が高まるなか、パウエルFRB議長発言やFOMC議事要旨がハト派寄りとなり、FOMC議事録で大半の当局者が今後の追加利上げに対して慎重な姿勢を示したことなどで米利上げペースが緩やかになるとの観測に。
一方で、連邦政府機関の閉鎖解除に向けたトランプ大統領と民主党幹部との会談が不調に終わったことが報じられたことや為替相場で円高推移となったこと、加えて連日の株価上昇に対する懸念から売りが優勢となりました。
指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>やソフトバンクG<9984>が指数を押し下げたほか、売買代金上位では、任天堂<7974>、ソニー<6758>、キーエンス<6861>、ファナック<6954>、資生堂<4911>が軟調。一方で、トヨタ自動車<7203>、三菱UFJ<8306>、東京エレクトロン<8035>は堅調。

新興市場をみてみますと、マザーズ先物は前日比21.0pt安の862.0ptと5日ぶりに反落。
サンバイオ<4592>、メルカリ<4385>、ミクシィ<2121>、MTG<7806>といった時価総額上位銘柄が軒並み下落。理化学研究所と千葉大のチームがiPS細胞でがん治療などと一部で報じられたことから、ブライトパス<4594>に関心が向かったほか、前日ストップ高を演じたAmidAHD<7671>が引き続き人気を集め、ともにストップ高に。
一方、業績上方修正を発表するも材料出尽くし感が広がったスタジオアタオ<3550>が大幅反落、急ピッチの上昇の反動からVALUENEX<4422>も急反落。

JASDAQ市場は、JASDAQ平均とJ-Stock Indexはともに4日ぶりに反落し、JASDAQ-TOP20は小幅続落。
個別では、前日に第3四半期決算を発表するも進捗率の低さからニューテック<6734>が大幅反落し、値下がり率トップに。一本調子の上昇に対する警戒感から利益確定売りが続いたホロン<7748>のほか、ヒビノ<2469>やウェッジHD<2388>も下落。また、連日ストップ高を演じたシーズメン<3083>は5日ぶりに反落したほか、大手証券による目標株価引き下げが嫌気されたセリア<2782>も大幅に3日続落。
一方、5日線を大きく上回ったプリントネット<7805>がストップ高で値上がり率トップ。前日急騰したユビAI<3858>が連日のストップ高となったほか、文教堂HD<9978>や3Dマトリクス<7777>、フジタコーポ<3370>が上伸しています。
みかんを食べて、一休み‥
チャートを冷静に見るとまだ大きくは下落基調の中で下げ止まりそうな気配、と行った感じ。
ですがまだ下落(調整)する可能性はありそうです。
米中貿易摩擦と、英ブレグジットといった大きな相場の重しがどうなるかまだ見えないところではなんとも言えませんが、
2016年のチャートと似ていると思うと、三月あたりから力強く上昇してきてもおかしくないと思っています。
1月23日の札幌セミナーで詳しくお話ししたいと思います。
また2月は名古屋と静岡でセミナーに登壇させていただく予定です。詳細決まりましたらまたお伝えしますね!