8日の日経平均は続伸 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

8日の日経平均は続伸

8日の日経平均株価は、前日比165円07銭高の2万0204円04銭と続伸。

北朝鮮の金正恩委員長が訪中し、習近平国家主席と4回目の首脳会談を行うと報じられ、このタイミングでの首脳会談により、米中通商協議での貿易摩擦の解消に向けた歩み寄りの動きとも捉えられたことで通商合意に楽観的な見方が広がり堅調推移となったよう。

指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、オリンパス<7733>、ダイキン<6367>がけん引。一方で、花王<4452>、ファーストリテ<9983>、資生堂<4911>、7&iHD<3382>など内需系の一角は利食い優勢に。

主力処は景気敏感株が買われ、内需系が利食いに押されるなど、リバランスの流れが中心といえますが、また、日経平均は大引けにかけて上げ幅を縮めてはいるが、2万円をキープしたことは、センチメントを明るくさせそうです。

ソフトバンク<9434>はMSCIの調整の影響とは言え、1億株を超える出来高で今日の高値で引けていることも安心感につながるでしょう。

個人の物色意欲の強さは中小型株に表れており、マザーズ指数の上昇率は3%超。

マザーズ指数に対するインパクトの大きいサンバイオ<4592>が13%を超える上昇となった影響が大きいものの、幅広い銘柄に物色が広がりをみせています。サンバイオは一時9740円まで上げ幅を広げており、昨年12月4日に付けた最高値9880円が射程に入っていて、高値を更新してくるようだと、昨年末にかけて大きく調整していた銘柄への見直しへ向かわせそうです。