投資をこれから始める方へ⑧リクエストいただきました | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

投資をこれから始める方へ⑧リクエストいただきました

リクエストをいただいたので、

投資を考えた時に選ぶ商品の種類について解説したいと思います。



投資する手段、商品は大きく4種類あります。

1.預けて増やす→預金
2.貸して増やす→債権
3.託して増やす→投資信託など
4.自力で増やす→株式、FX、先物など

1が一番楽チンでリスクも極めて低いけど、リターンも極めて低くなっていて、番号が大きくなるにつれて、努力の必要もリスクもリターンも上がっていきます。

1.預金
日本では、自分の資産の大部分を預金している人が圧倒的に多いです。預金も投資の種類なのですねー。

メリットは元本が保証されること。そのためリスクは極めて低いです。しかし現在の金利はメガバンクで0.01%と超低金利で、休日にコンビニのATMで引き出して手数料がかかったらなくなっちゃうレベル…。
今後物価が上昇する、インフレが想定される中で預金だけだと大切な資産が目減りしてしまうでしょう。だって、物価の上昇に、この金利だと資産の上昇がついていけませんものね。

同じ預金でも「外貨預金」をしている人も増えていますね。日本円より金利が高いのが魅力ですが、その分為替レートで損失が出る可能性や、手数料が高いなどのデメリットもあります。手数料という面で考えますと銀行で外貨預金をするよりも、後述するFXで1倍で運用することをおススメめします。手数料が段違いですので、私は友人にもこれをすすめています(^^)それだけで最終的に受け取れる額が変わってきますよ!

2.債権
国や自治体、企業がまとまった資金を調達するために発行するのが債権です。国が発行すると国債、自治体だと地方債、企業が発行すると企業債、などと名前が変わります。これは前もって利率や満期日などが決められていて、定期的に金利を受け取れ、満期日には償還金を受け取ることができるという商品です。安全性が高く、少額でも始められることで人気が高いです。個人向け国債も人気ですね。ただ安全な分金利が低いことや、換金できるまで最短で1年かかるため流動性が低いのがデメリットです。

3.投資信託
投資信託は資産運用のプロが運用してくれるという商品です。利益が出れば投資金額に応じて利益が分配されます。 ETFと呼ばれているものも証券取引所に上場している投資信託です。少額の資金から始められ、NISAにも使いやすいことも魅力です。しかしプロでも必ず利益が出せるわけではないですし、損を出すこともあります。また投資信託では、売買手数料だけでなく信託報酬や運用管理費用などの運用コストがかかることが多いので、注意してくださいね。

また「託して増やす」の新たな形として最近注目を集めているのがAIを駆使した投資一任型の商品です。日本でのその先駆けとも言えるのがお金のデザイン社が開発した「THEO」というサービスで近頃CMも見かけますね。こちらはロボアドバイザーと呼ばれるロボットが運用してくれる新しい投資信託です。

4.株式、FX、先物
株式は企業が直接市場から資金を調達するために発行した有価証券です。簡単に言うと、株式を買うということは、その企業に投資するということ。そして間接的に経営に参加することを意味するんです。会社が成長して利益が上がれば「配当」という形でリターンを得られたり、株主優待がもらえたりします。もちろん、業績がよければ株価も上がります。
デメリットは株価が下がったら元本割れ、損をしてしまったり、企業が倒産してしまって株に価値がなくなったりすることなどです。

続いてFX。
日本円や米ドル、ユーロ、豪ドルなどの通貨を売買する取引のことをFX取引と言います。為替の変動によって利益が出たり損失が出たりします。FX取引では、元手の資金以上の取引をする(レバレッジをかける)ことができるので、少ない資金で何倍ものお金を効率よく運用することができます。その場合はもちろん、逆に大きな損失をこうむるリスクも高くなります。FXは外貨預金に比べると為替手数料が安いため、レバレッジをかけずに取引することで、外貨預金と同様のリターンを少ない手数料で手にすることができるというメリットもあります。

最後に先物取引です。
先物取引は原油や金、トウモロコシなどの農産物などの取引です。将来いくらで売買するのかという権利を取引しているものとなります。先物取引もFX同様にレバレッジをかけた取引が可能です。また取引の期間が決められています。

大きなリターンを狙うなら、株や為替や先物取引がおススメですが、しっかりと勉強しないと損をする結果になってしまいがち。メリットとデメリットをしっかり理解し、リターンを把握して、ご自身の仕事や家事ペースなどどのくらい注力できるか、またどのくらいの資金を投資するかによって選ぶのがキモだと思います( ^∀^)