27日の日経平均詳細 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

27日の日経平均詳細

27日の日経平均株価は、
前日比750円56銭高の2万0077円62銭、
TOPIXは70.16ポイント高の1501.63と、

ともに大幅続伸。

日経平均は終値ベースで3営業日ぶりに2万円を回復しました。

クリスマス明けの米国市場は大幅上昇となり、NYダウは1000ドル超の上昇、ナスダックは5%を超える上昇に。ホリデーシーズンの活況が伝わって小売セクターが選好されたほか、原油相場の上昇も好感された模様。

この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は2万円を回復する中、幅広い銘柄に買いが先行。とりわけ指数インパクトの大きい値がさ株が軒並み買い気配からのスタートとなり、日経平均は寄り付き直後に2万円を回復。買い一巡後は上げ幅を縮める局面もみられたものの後場に入り一段高で一時20211.57円まで上げ幅を拡大。大引けにかけては利食いの動きがみられたが、2万円をキープする格好となりました。

指数構成銘柄は225銘柄すべてが上昇し、インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>、ファーストリテ<9983>、テルモ<4543>、KDDI<9433>が上位。

 

日経平均は5日線を挟んでの攻防となりましたが、一先ず大引けでの2万円回復には一安心といったところでしょうか。明日は大納会ですが、市場のセンチメントとしては2万円キープが期待されるところです。

主要な参加者は休みに入っており、今日も薄商いでしたが、ポジションを持っての年越しは避けたい投資家も多いとみられ、個人主体の中小型株などに短期的な値幅取り狙いの資金が向かいやすいとみられます。


新興市場をみてみますと、

JASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはいずれも続伸。

個別では、短期の値幅取りの動きが続いたぱど<4833>が値上がり率トップとなった。また、すい臓がんに対する樹状細胞ワクチンの安全性が確認されたテラ<2191>のほか、一部メディアがイスラエル子会社の売却を検討と報じたサン電子<6736>がストップ高となりました。


マザーズ先物は前日比45.0pt高の816.0ptと大幅続伸。貼付製剤組成物で欧州から特許査定の通知を受けたメドレックス<4586>やZUU<4387>、フリークアウトHD<6094>などがストップ高に。サンバイオ<4592>、メルカリ<4385>、MTG<7806>など指数寄与度の高い時価総額上位の主力株が軒並み上伸したほか、好業績見通しが改めて材料視されたALBERT<3906>が値を上げるなど、ほぼ全面高となりました。

 

外部環境は不透明ではあるものの、米大統領経済諮問委員会(CEA)のケビン・ハセット委員長は26日、連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長について、解任の危機にあるわけではないと言明したとの報道は安心材料となっているよう。また、年明けには米政府が中国当局者との貿易協議のため中国を訪問すると報じられていることもあり、リスクの取れる参加者については、イレギュラー的に下げている銘柄への押し目拾いに向かわせそうです。

今日もお疲れ様でした!