17日の日経平均は反発 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

17日の日経平均は反発

17日の日経平均株価は、
前営業日比132円05銭高の2万1506円88銭と反発。


前日14日のダウ平均は前日比496ドル87セント安の2万4100ドル51セントと3日ぶりに大幅に反落し、約7カ月ぶりの安値をつけたものの、
14日の日経平均は米先物で織り込んだ値動きとなっており、本日15日の日経平均は買い戻し優勢でスタート。

しかし朝方に下げに転じる局面がみられ、その後は3桁の上昇となったものの、21500円を挟んでのこう着感の強い相場展開が続きました。

ユニファミマ<8028>が大幅上昇で日経平均を約37円押し上げているほか、朝方は弱含みだったソフトバンクG<9984>が上昇に転じたことも、日経平均を押し上げる要因となっています。その他、グローベックスの米株先物が上昇していることも材料視されていたよう。

 一方で、中小型株の弱さが目立っており、規模別指数では小型株指数のみが下げているほか、東証2部指数、JASDAQ平均、マザーズ指数は下落。特にマザーズ指数は3%を超える下落となっており、日経平均の底堅さを打ち消す格好でセンチメントを冷ます一因となっています。

 

メジャーSQ通過でクリスマス休暇に入る参加者も多く、海外ファンドの売りも一巡。売り圧力が後退した分、下値の堅さが意識される需給状況であるとみられ、リスク回避姿勢も後退しています。しかし、中小型株の弱さが目立っており、押し目拾いの流れも出難い状況といえそうです。

短期筋の資金を交えて大相場を見せていた銘柄からの資金流出の動きが目立っていることから、明日以降も神経質にさせそうです。

月末に向けた税金対策等の換金売りの流れもあるとみられますが、クリスマス休暇から国内外の機関投資家の売買が細る中では個人主体の売買が期待されることもあり、まずはマザーズ指数の下げ止まりを見極めたいところ。

また、19日のソフトバンク上場、その後の資金還流の動きを見極めるところといえます。

そしてFOMC。

まだまだ今年はもうのんびり‥とはいかないですね!


↓気になる銘柄に続く。