14日の日経平均は大幅反落 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

14日の日経平均は大幅反落

14日の日経平均株価は、

前日比441円36銭安の2万1374円83銭と大幅反落。

13日の米国市場は高安まちまちとなりましたが、

米中貿易摩擦緩和期待などを背景にした前日までの流れを引き継いで、日経平均はやや買いが先行し一時前日比5円12銭高の3504円10銭まで上昇。先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)による商いは予想通り売り越しと観測されるなかで、SQ値は21618.88円だった。朝方はこれを上回っての推移となり、SQ値が下支えとなるかにみられましたが、海外ファンドと見られる225先物への仕掛け的な売りなどで、日経平均が下げ幅を拡大させると、個人投資家のマインドも萎縮。

日銀短観では景況感は横ばいでコンセンサスは上回ったものの、先行き悪化となったほか、中国の経済指標についてもコンセンサスを下回る中、世界的な景気減速懸念が神経質にさせたようです。

指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>が4%を超える下落となり、1銘柄で日経平均を約46円押し下げたほか、東エレク<8035>、ファナック<6954>が重石に。



マザーズ指数は3日ぶり反落、

値下がり率上位では、イーソル<4420>のほか、エヌ・ピー・シー<6255>やユーザベース<3966>も大幅安となった。売買代金上位では、ピアラ<7044>、ALBERT<3906>、マネーフォワード<3994>、UUUM<3990>、メルカリ<4385>、オイシックス・ラ・大地<3182>が軟調。一方で、サンバイオ<4592>、GA TECH<3491>、そーせい<4565>は堅調。


JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはいずれも3日ぶりに反落。

個別では、25日線を大きく下回ったジェイテック<2479>が値下がり率トップに、ソフィアHD<6942>、秋川牧園<1380>、アクセスグループ<7042>なども下押し。

また、このところの株価上昇に対する反動から利食い売りが続いたMTジェネック<9820>が大幅に3日続落したほか、ジャストプラ<4287>、3Dマトリクス<7777>などが値下がり率上位に。

一方、人工知能(AI)サービスが米アマゾンの「Amazon Connect」と連携対応したことが引き続き手掛かりとなった日本サード<2488>が連日のストップ高で値上がり率トップに、好業績見通しを発表したナトコ<4627>や、値動きの軽さから買いが向かったネクストジェン<3842>などが上昇しています。