13日の日経平均は続伸
指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ユニファミマ<8028>の2銘柄で日経平均を約76円押し上げている一方、ソフトバンクG<9984>が重石に。
マザーズ指数は続伸。
値上がり率上位では、テックポイント<6697>やピアラ<7044>がストップ高水準まで買い進まれたほか、うるる<3979>やジーニー<6562>も大きく上昇。売買代金上位では、UUUM<3990>、アルー<7043>、オイシックス<3182>、農業総合研究所<3541>が上昇。一方で、サンバイオ<4592>、ALBERT<3906>、そーせい<4565>は軟調。
JASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはいずれも小幅に続伸。
個別では、値動きの軽さから値幅取りの動きとなった前田製作<6281>がストップ高で値上がり率トップに、業績予想を上方修正した理研グリン<9992>や、人工知能(AI)サービスが米アマゾンの「Amazon Connect」と連携対応した日本サード<2488>もストップ高まで買い進まれました。
日経平均は2日間の上昇でオプション権利行使価格の21125円処から21875円処までの切上がりをみせており、米国市場が強い動きをみせてくるようだと、SQ値で節目の22000円突破が意識されてくるとの見方が。SQ通過によりファンド筋はクリスマス休暇入りとなり、年末に向けて商いは一段と細る可能性があるが、ヘッジファンドの換金に伴う売りも一巡するため、外部環境の落ち着きがみられる局面においては、修正リバウンドに向かいやすい展開も意識されやすいでしょう。
来週のソフトバンク上場の資金還流期待も次第に意識されてくることになり、来年も注目されようAIやキャッシュレスなどのテーマ性のある銘柄などを見直す動きが活発化してきそう。明日四季報も発売されますし、割安感の出てきた中小型株は物色しやすいかもしれません。来週のFOMCで利上げペースがどうなるのか、パウエル議長も発言を注視しつつチャンスを狙いたいですね。
イベントス様に昨日のセミナーの写真をいただきました。