11日の日経平均は続落 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

11日の日経平均は続落

11日の日経平均株価は、

前日比71円48銭安の2万1148円02銭と続落。



10日のダウ平均は前営業日比34ドル31セント高の2万4423ドル26セントと4営業日ぶりに反発。

メイ英首相がEU離脱法案を巡っての議会投票が延期されたのを受けてハードブレグジットへの警戒感が台頭し、午前は一時は500ドルあまり下落する大幅安。しかし引けにかけて切り返しました。中国副首相がムニューシン米財務長官やライトハイザー米通商代表部(USTR)代表と貿易問題を巡って電話で協議したと伝えられたものの、市場反応は限られています。


日経平均は朝方は自律反発による買いが先行、しかし、 その後早い段階で下げに転じ、狭いレンジでのこう着が続きました。依然として10月安値を意識した下値模索の流れとなっており、テクニカル面も注視したいところです。


指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、TDK<6762>、東エレク<8035>が冴えない一方、ユニファミマ<8028>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリ<9983>が下支えする格好。


マザーズ先物は前日比21.0pt安の929.0ptと大幅続落。6営業日続落です‥。指数インパクトの大きいサンバイオ<4592>などが大きく値を下げるなか、個人投資家のリスク回避姿勢が強まったよう。

JASDAQ市場は、JASDAQ平均、J-Stock Indexはともに6日続落し、JASDAQ-TOP20は続落。


週末に先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)が控えており、波乱のSQが警戒されやすい状況でもあるでしょう。

限月交代によるロールオーバー中心の商いとなり、仕掛け的な商いも限られているようです。

また、大型IPOのソフトバンクの上場を控えており、一先ず2兆円超の資金が凍結されることや、IPOラッシュに伴う換金も出ています。上場後の資金還流も意識されてくるかもしれませんね。

今週は四季報も発売されますし、中小型株はファンダメンタルズを睨みながら売られ過ぎた割安株を探してみるのも一考かもしれません。