7日の日経平均は4日ぶり反発 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

7日の日経平均は4日ぶり反発

7日の日経平均株価は、

前日比177円06銭高の2万1678円68銭と4日ぶり反発。


6日の米国市場はNYダウが一時800ドル近く下げ幅を拡大させる局面をみせた後に、引けにかけて79ドル安まで下げ幅を縮める、とボラティリティの高い1日でしたね。ナスダックが上昇していたこともありハイテク株の自律反発が期待されたが、結局は内需系寄りのディフェンシブ物色が中心となったようです。

今日の日経平均は前日の大幅下落に対する自律反発が先行したものの、華為技術(ファーウェイ)幹部の逮捕を受けて、米中貿易交渉への影響が長期化するとの見方もあり、上昇後はこう着感の強い相場展開となりました。ソフトバンクGが相次ぐネガティブ報道等から弱含みの値動きが続いていたこともセンチメントに影響したようです。

指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ユニファミマ<8028>、リクルートHD<6098>がけん引。一方で、ソフトバンクG<9984>、大日住薬<4506>、武田薬<4502>、TDK<6762>、東エレク<8035>が重石に。

 

日経平均、TOPIXが上昇する一方で、JASDAQ平均、マザーズ指数は小幅に下落。


JASDAQ平均、J-Stock Indexはともに小幅ながら4日続落し、JASDAQ-TOP20は4日ぶりに反発。

個別では、前日大幅高となった反動からフジタコーポ<3370>が急反落し、値下がり率トップとなったほか、イメージ情報開発<3803>、シンバイオ製薬<4582>、菊池製作所<3444>、大塚家<8186>などが値下がり率上位にランクイン。大塚家は、固定資産売却益2.18億円計上を発表したが材料出尽くし感が広がりました。一方、値上がり率上位では、値動きの軽さから値幅取りの動きが続いているタカギセイコー<4242>がストップ高となったほか、リバーエレテック<6666>、秋川牧園<1380>、ジェイテック<2479>がそれに続いています。

マザーズ指数は小幅に4日続落。

値下がり率上位では、アクアライン<6173>が12%安となったほか、テックポイント<6697>やキャンディル<1446>が9%安と急落した。売買代金上位では、サンバイオ<4592>、メルカリ<4385>、オンコリスバイオファーマ<4588>、ユーザベース<3966>、サイバーダイン<7779>などが軟調な一方で、ALBERT<3906>、オイシックス・ラ・大地<3182>、アズーム<3496>、シェアリングテクノロジー<3989>は堅調。


来週末には波乱のSQが警戒されやすい状況ではあるものの、これまで売り圧力とされている海外ヘッジファンドの売りは限られるとみられています。海外勢は米感謝祭後から次第にクリスマス休暇に入ることもあり、概ね先週までの段階で売りは一巡しているようで、ファンドの売りが一巡することから、次第に底堅さが意識されてくる可能性が示唆されている模様です。

また英国では議会下院が11日、ブレグジット合意について議決しますね。下院が承認しなければ、合意は実施されないため、ハードブレグジットへの警戒が必要でしょう。


今週もお疲れ様でした‥といいたいところですが今夜は雇用統計です。来年の米経済を占う上でもしっかりとチェックしてまいりましょう。

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雇用統計発表前にこちらのレポートも参考にしていただけると嬉しいです。
■米国雇用統計:10月の振り返りと11月のポイント「来年の米経済を占う雇用統計に注目」住信SBIネット銀行(三井智映子)
https://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20181207-00933901-fisf-bus_all

https://web.fisco.jp/FiscoPFApl/SelectedNewsDetailWeb?nwsId=0009330020181207901&nwsType=null