6日の日経平均株価は大きく3日続落 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

6日の日経平均株価は大きく3日続落

6日の日経平均株価は、
前日比417円71銭安の2万1501円62銭、
TOPIXは29.89ポイント安の1610.60と、
ともに3日続落。

5日の米国市場はジョージ・H・W・ブッシュ元大統領の死去を受け、「国民追悼の日」として休場となっており、海外勢のフローは限られるなかで小康状態が見込まれていましたが、

米国債イールドカーブ(長短金利差)が逆転したことから米経済の景気後退への警戒感が強まるなか、

中国のスマートフォンメーカー・華為技術(ファーウェイ)の創業者の娘である孟晩舟・副会長兼最高財務責任者(CFO)がカナダで逮捕と伝わり、さらに米国当局は引き渡しを求めているとの報道を受けて、米中貿易摩擦への警戒が再燃。

欧州系証券によるテクノロジーセクターに対する慎重見通しが伝わったこともあり、ハイテク株が大きく下落。

さらに関連銘柄との位置づけもあってソフトバンG<9984>が5%近い下落となったことで、個人のセンチメントも急速に冷める格好に。

あ、あとソフトバンクのスマホ、日中つながらなかったの、私だけじゃないようですね。どうしたのでしょうか。


日経平均は直近安値水準までの調整をみせており、テクニカル面では調整一巡感が意識されやすいところ。ただし、週末要因から積極的な売買は期待しづらく、戻りの局面では利益確定が優勢になりやすいと考えられます。

休み明けの6日に米国株が急落するかもという懸念もあるので、今夜の米国市場はしっかりウォッチしたいところですね。

 

新興市場を見てみますと、センチメント悪化により、足元でリバウンド基調が続いていたマザーズ指数は3%を超える下落となり再び1000Ptを割り込みました。

値下がり率上位では、ユーザベース<3966>が14%安となったほか、キャリア<6198>やイーソル<4420>、上限250万株の新株発行で希薄化懸念が強まったマネーフォワード<3994>が10%を超える下落に。売買代金上位では、サンバイオ<4592>、ALBERT<3906>、UUUM<3990>、メルカリ<4385>が軟調。一方で、31日を基準日に1対2の株式分割を発表したJMC<5704>のほか、エクストリーム<6033>やGA TECH<3491>は堅調。

  

JASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはいずれも3日続落。

個別では、5日線を大きく下抜けた夢の街創造委<2484>がストップ安まで売られ値下がり率トップに。ビーイング<4734>や国際チャート<3956>、RSC<4664>、ジェイテック<2479>なども下落。また、中国景気の先行き不透明感から、メイコー<6787>が下押し。
一方、ハイウェル社との業務提携が引き続き材料視されたソフィアHD<6942>がストップ高で上昇率トップ、訪日客が増えている北海道での札幌圏を中心とした再開発に関する一部報道を映してフジタコーポ<3370>が急騰となっています。
仕事を終えて、渋谷の夜景(^^)
雨上がりましたね。今日もお疲れ様でした!