29日の日経平均は5営業日続伸 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

29日の日経平均は5営業日続伸

29日の日経平均株価は、前日比85円58銭高の2万2262円60銭と5営業日続伸。

28日の米国市場は米中首脳会談での貿易交渉進展に楽観的な見方が広がったほか、

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が講演で政策金利は中立金利を若干下回る水準にあると伝えたことで市場は利上げの打ち止め時期が近いと解釈。

景気減速への警戒感が後退し、NYダウは600ドルを超える上昇、NASDAQは同200ポイント、S&P500は同60ポイントを越える上昇となりました。

これを受けてシカゴ日経先物は22400円に近づく中、日本株市場はこれにサヤ寄せする格好から買い先行で始まると、寄り付き直後には一時22437.95円まで上げ幅を広げる局面も。ただし、その後は次第にこう着感を強めており、グローベックスの米株先物や上海市場の弱い流れから、上げ幅を縮める格好。米中首脳会談の結果を見極めたいとする模様眺めムードも強く、出来高概算13億株という薄商いの中をリバランス中心の商いだったと考えられます。

指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>、ダイキン<6367>、京セラ<6971>がけん引する半面、KDDI<9433>、ユニー・ファミマ<8028>が重しに。


JASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはいずれも5日続伸。

個別では、カジノ関連として人気が続いているフジタコーポ<3370>がストップ高で値上がり率トップに、欧州で止血剤の適用拡大が承認される見通しと一部で報じられた3Dマトリクス<7777>もストップ高まで買われました。


マザーズ指数は1.5%の上昇となり、節目の1000Ptを回復。

サンバイオ<4592>をはじめバイオ関連株がしっかりしたほか、ミクシィ<2121>、TKP<3479>といった時価総額上位銘柄が堅調に推移。

光通信<9435>との資本業務提携が改めて材料視されたアクトコール<6064>や、好業績に対する期待感からジェネパ<3195>がストップ高まで買い進まれたほか、新規事業として「データサイエンスサービス」の提供を開始すると発表したプロパティDBK<4389>が大幅続伸となっています。