20日の日経は反落

20日の日経平均株価は、

前日比238円04銭安の2万1583円12銭と反落しました。

19日の米国市場で新型iPhoneの発注減が報じられたアップル株が3％を超える下落となり、他のハイテク株への売りに波及。

また、エヌビディアは決算が引き続き嫌気され12％の下落となっていることも嫌気される中、

大阪比250円安となったシカゴ日経225先物清算値にサヤ寄せする格好でギャップダウンでのスタートに。

ただし、寄り付き直後に21526.95円まで下げ幅を広げた後は上海株の弱い動きがありながら、下げ渋る格好となりました。

指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>が1社で約50円日経平均を下押ししたほか、リクルートHD<6098>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、東エレク<8035>が重し。

日産のゴーン会長らが報酬を約50億円過少申告し

は金融商品取引法違反の罪で逮捕されたことで日産自動車<7201>は売買代金トップで出来高は1億4000万株に膨れ、その影響で日経平均は出来高増となりましたが、依然とインデックスに絡んだ商いが中心のようです。週末の米感謝祭が近づくに連れてポジション調整の売りや、商いが細ることが予想されます。

ちなみに日産自動車<7201>は同社業績への多大な影響が懸念され、年初来安値をつけました。

日経ジャスダック平均は前日比7.54円安の3517.78円と反落。

マザーズ指数も前日比17.0pt安の937.0ptと反落。

個別では、サンバイオ<4592>やそーせい<4565>といった指数インパクトの大きいバイオ関連銘柄に利益確定売りが出て指数を押し下げています。