16日の日経平均は続落
16日の日経平均株価は、
前日比123円28銭安の2万1680円34銭と続落。
15日の米国市場ではアップルが6営業日ぶりに反発(^^)!ハイテク株への安心材料として期待されたものの、
取引終了後に発表した11-1月(4Q)の決算内容がさえなかった米半導体大手エヌビディア<NVDA.O>の株価が、時間外取引で大幅に下落し、 日本でも半導体関連銘柄への売りにつながりました。
指数インパクトの大きいところでは、
ビジョン・ファンドでエヌビディア株を保有するソフトバンクグループ<9984>が下落。
加えて東エレク<8035>、信越化<4063>、アドバンテスト<6857>が下落したほか中国商務省が反不当廉売調査を始めたと報じられる中、ファナック<6954>の中国リスクが重しとなりました。
英国の欧州連合(EU)離脱や米中貿易摩擦の行方を見極めたいとする模様眺めムードが強まるなか、エヌビディア・ショックを警戒したポジション圧縮の動きが強まったようです。また、任天堂の大幅下落などもセンチメントに影響を与える格好となったとみられています。
来週も様子見ムードは継続しそうですが、米国では22日の感謝祭の翌日である23日がブラックフライデーとなり、米クリスマス商戦に市場の関心は移っていきそうです。米小売が足元で好調だけに期待されますね。