15日の日経平均は小反落 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

15日の日経平均は小反落

15日の日経平均株価は、

前日比42円86銭安の2万1803円62銭と小反落。

米国市場ではアップル株が下落が止まらず、前日のNYダウが200ドルを超える下落に。

その流れから日経平均は短期筋の換金売りにも押されたものの、押し目買いが入り底堅さも見せました。 アジア市場が堅調となったことも材料視されたようです。  

  

指数インパクトの大きいところでは、リクルートHD<6098>、ファーストリテ<9983>、資生堂<4911>が下支えする一方で、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、TDK<6762>が重しに。

個別では2019年3月期連結業績予想の上方修正を発表した日本郵政<6178>が年初来高値を更新しました。

また株主数が58000人に達しているRIZAPグループ<2928>が昨日業績見通しについて大幅下方修正を発表。関連銘柄は軒並み株価を大きく下げましたが、個人投資家のセンチメントには大きな影響は見られなかったよう。

個人主体の中小型株物色は活発でマザーズ指数はプラス圏での推移が続き、4日ぶり反発。

値上がり率上位では、19年9月期大幅増益予想を発表したメドピア<6095>がストップ高水準に。


JASDAQ市場では、JASDAQ平均が5営業日続落となる一方、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexは反発。

個別では、家具・自動車・航空機・衣料・スポーツ用手袋など、高品質なウレタン合成皮革の製造・販売するウルトラファブリックス・ホールディングス<4235>が14日に18/12期予想純利益を2億円から4億円に上方修正(営業利益は10億円で据え置き)しストップ高。またセキュアヴェイル<3042>についてもセキュリティ運用監視の売上高が堅調に推移し18年4-9期営業利益が前期の赤字から黒字に転換したことを14日に発表しストップ高に。ICタグ関連銘柄として人気を集めている国際チャート<3956>は8%強上昇し、前日に続き大幅上昇。

一方、値下がり率ランキング上位にはRIZAPグループのSDエンターテイメント<4650>、ワンダーコーポレーション<3344>、ぱど<4833>、イデアインターナショナル<3140>、HAPiNS<7577>が並んでいます。


米中貿易摩擦へ警戒は根強いものの、11月末に予定されているトランプ米大統領と中国の習近平国家主席による会談の行方を見極めるまでは、様子見ムードとなりそうです。心理的にはアップルの反発が待たれるところでしょうか。