米市場でヘッジファンドなどによるポジション調整や個人消費の動向に注目 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

米市場でヘッジファンドなどによるポジション調整や個人消費の動向に注目

毎週、前週のおさらいと今週のチェックポイントを約五分でさらえるフィスコリサーチレポーター三井智映子の「住信SBIネット銀行の気になるレポート」を配信しております!
おかげさまでご好評いただいております(^^)
今週もぜひ読んでみてください!

■米市場でヘッジファンドなどによるポジション調整や個人消費の動向に注目 
住信SBIネット銀行(三井智映子)

https://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20181113-00933901-fisf-bus_all

https://web.fisco.jp/FiscoPFApl/SelectedNewsDetailWeb?nwsId=0009330020181113901&nwsType=null


先週は米中間選挙がありましたね。6日の米中間選挙において市場のコンセンサス同様、与党の共和党が上院の過半数を維持、下院は民主党が8年ぶりに過半数を奪還という、所謂ねじれ議会となりました。予想通りの結果だったということでひとまずは不透明感払拭と市場は解釈し、7日のダウ平均は2万6,000ドルを回復、約1ヵ月ぶりの高値となりました。日経平均も米中間選挙の結果を受けた海外株高の流れを受けて、買いが優勢となりました。

8日のFOMCでは経済活動が力強いペースで拡大していることが示され、失業率の低下や家計支出の力強い伸びが認められた一方で、企業設備投資の伸びの急速なペースが緩やかになったと伝えられました。政策金利が据え置かれたものの、FF金利誘導目標を2.00-2.25%のレンジで維持すること決定され、12月に追加利上げを実施する姿勢は変わらないようです。FRBの利上げ継続観測や原油先物相場の下落が相場の重しとなっています。

また、先週の日本市場では、相対的に中小型株の底堅さが見受けられました。今週半ばで決算発表が一巡することもあり、個人主体の中小型株物色に広がりがみられてくる可能性がありそうです。株式市場は先進国が上昇する一方で、新興国は軟調となっています。為替市場は米ドルが堅調、中国株の持ち直しからオセアニア通貨も上昇。ドル円は一時114円台となるなど円安進行しましたが、今週は10月4日に付けた年初来高値の上抜けを試すかが焦点となりそうです。

さて、今週のマーケットはどうなるのでしょうか?チェックすべきポイントについて住信SBIネット銀行の「ウィークリーレポート」を見てまいりましょう。

レポートでは、まず『今週の米中間選挙、FOMCという一大イベントを終え、来週は特に目立つようなイベントがない一週間となります』と伝えており…

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